美しい初秋に備えて
夏休みも残すところあとわずかの8月後半は、
二十四節気では「処暑(しょしょ)」の節。
「処暑」とは、「暑さが終る」という意味です。
まだまだ日中は暑い日も多いですが、
朝夕には、時折、夏の終わりを感じさせる
涼しい風が吹きはじめ、
ある日ふと、夜風に、コオロギや鈴虫の声が
混じっているのに気がつくのです。
行楽に出かければ、
野山にススキや桔梗などの「秋の七草」を目にし、
景色も少しずつ、
秋に向かっていることを感じるでしょう。
秋の訪れとともに、夏の疲れが出てきます。
スーパーや八百屋さんには、少しずつ秋の味覚が並びはじめています。
滋味に富んだ旬の食材を使って、料理や食事、器を楽しみながら栄養を補ってください。
また、ときにはシャワーだけでなく、湯船などにもゆっくり浸かって、
これからの美しい季節のために、体の調子をきちんと整えておきましょう。
8月(立秋・処暑の頃)が旬の食べもの
枝豆、とうがん、唐辛子、オクラ、しょうが、とうもろこし、ゴーヤ、トマト、パプリカ、ピーマン、みょうが、モロヘイヤ、すいか、すだち、ぶどう、マスカット など | |
たこ、かんぱち、たちうお、おこぜ、あわび、こんぶ など |