管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ 2015 立冬

管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ


二十四節気 立冬 イメージ

2015年11月公開

二十四節気は「立冬」の節に。呼んで字のごとく、暦の上では冬になります。
でも、今年の11月は例年より暖かい日が多いという予報だそうですね。
紅葉の見頃はいつになるのでしょうか。
行楽日和が続きそうです。秋の終わりを楽しみましょう。


>> 二十四節気「立冬」について詳しくはこちら

立冬の献立

春菊と豚肉、
ひじきの炒め蕎麦

調理時間:10分(ひじきを戻す時間は除く)
419kcal(1人分)

実は春菊の旬は秋。そして蕎麦粉の収穫もこの頃になります。
年中食べているものにもきちんと「旬」はあるのです。
意識するだけで、いつもより美味しくいただけるはずです。

春菊と豚肉、ひじきの炒め蕎麦
材料(2人分)

豚肉(薄切り)…3枚(60g)
春菊…4株(60g)
にんにく…1片
ひじき(乾燥)…10g
蕎麦(生麺)…180g
(※ゆで上がり約400g)

(A)
ナンプラー…小さじ4
酒…大さじ3

ごま油…大さじ1
七味唐辛子…適宜

つくりかた
  • 1.

    レシピ つくりかた

    ひじきはぬるま湯を入れたボウルに入れ、10分ほど浸して戻します。ザルにあげ水気を切っておきます。

    【ポイント】
    冬場なら、ぬるま湯で戻すと早く戻ります。

  • 2.

    レシピ つくりかた

    春菊は4〜5cmの長さに切り、茎の太い部分はさらに縦半分に切ります。

  • 3.

    レシピ つくりかた

    豚肉は3〜4cmの長さに、ニンニクはみじん切りにします。材料を揃えます。

  • 4.

    レシピ つくりかた

    鍋にたっぷりの湯を沸かし、袋の指示通りに蕎麦をゆでます。水にとってぬめりを取り、ザルに上げます。

    【ポイント】
    蕎麦は冷凍、茹で、生、乾麺といろいろなかたちでスーパーに売っていますが、今回の炒め蕎麦には風味が強く、かたさのある蕎麦がよく合います。二八蕎麦や十割蕎麦、茹麺より生麺がおすすめです。

  • 5.

    レシピ つくりかた

    フッ素樹脂加工のフライパンにごま油半量を入れ、中火にかけます。1、にんにく、豚肉を加えてよく炒めます。
    水気がなくなってきたら、残りのごま油、春菊、蕎麦を加え、さらに炒めます。

  • 6.

    レシピ つくりかた

    (A)を回しかけ、さらに全体を炒め合わせます。

  • 7.

    レシピ つくりかた

    器に盛り、好みで七味唐辛子をふっていただきます。

栄養のまめ知識

*豚肉は糖質の代謝に必要なビタミンB1が豊富。B1の働きを助ける”アリシン”を一緒に摂るとより効果的です。アリシンはにんにくに多く含まれます。

*アリシンは加熱に弱い成分ですが、油と一緒に調理することで加熱しても分解されにくくなります。

*旬の春菊はβーカロテンを多く含みます。その他のビタミンやミネラルもバランスよく含まれている栄養価の高い野菜です。

*ひじきは食物繊維、カルシウム、鉄が特に豊富に含まれています。また海藻特有の”ヨード”には髪と肌の健康を保つ働きがあります。

*蕎麦は他の穀類に比べるとタンパク質の含有量が多いのが特徴です。そのほかミネラル、ビタミンB1、B2、抗酸化物質の”ルチン”(血管を丈夫にする働きがあり高血圧の予防や緩和に効果)なども含みます。できるだけそば粉が多く含まれる二八蕎麦や十割蕎麦をお選びください。

美才治 真澄(びさいじ ますみ)
管理栄養士 / フードコーディネーター

香川栄養専門学校(女子栄養大学短期大学部)卒業後、管理栄養士・荒牧麻子氏に師事。のちブラジル・バイーアへ料理留学。帰国後ヴィーガンカフェ “Cafe Eight”のフードディレクターとしてケータリング・商品開発の企画運営に携わる。 現在はフリーランスとして、企業、メディアに向けたメニュー提案及び調理&スタイリング、栄養相談、料理教室、オーダーメイドケータリングなどを中心に活動中。女子栄養大学生涯学習講師。
著書に「満たされスープ」(世界文化社)、「かわいい!カラフルお弁当」(女子栄養大学出版部)。監修を手がけたものに「ギャル曽根流 大食いHAPPYダイエット」「世田谷農家に教えてもらう本当においしい野菜の食べ方」(ともにマガジンハウス)ほか。「ELLE a table」「VOGUE」「anan」「Hanako」「Tarzan」など各誌でも活躍中。ちなみに「トルコトラベルブック」(東京地図出版)は、cotogoto店長・涌井との共著本。

HP:http://bisaijimasumi.com/

美才治真澄 プロフィール


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