つくり方
1.ボウルに豚ひき肉、木綿豆腐、(A)を加えてよく混ぜます。2.3等分にして、厚さ2cm程度の平たい丸形にまとめます。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、2を並べます。焼き色がついたら裏返し、同様に2分ほど焼きます。真ん中を押してみて、プリッと押し返すような弾力があれば焼き上がりです。
ポイント!
肉に豆腐を混ぜることで、冷めてもふっくら、口当たりのいいハンバーグになります。使う豆腐は、水っぽくならずに扱いやすいので木綿がおすすめ。
大人から子どもまで人気のお弁当おかずと言えば、ハンバーグ。
今回の基本のおかずは、豚肉を使ったプリっと弾力のある「ポークバーグ」です。
塩・こしょうでシンプルに味付けをした「ポークバーグ」を、
ごはんがすすむ甘酢ダレの酢豚と、
忙しいときでも食べやすいサンドイッチにリメイクします。
基本のおかず
プリッとした弾力がクセになる
ポークバーグ
材料(1人分/3個)
豚ひき肉…80g
木綿豆腐…40g
(A)
溶き卵…大さじ1
片栗粉…大さじ1
塩、こしょう…各少々
サラダ油…小さじ1
つくり方
1.ボウルに豚ひき肉、木綿豆腐、(A)を加えてよく混ぜます。ポイント!
肉に豆腐を混ぜることで、冷めてもふっくら、口当たりのいいハンバーグになります。使う豆腐は、水っぽくならずに扱いやすいので木綿がおすすめ。
リメイクおかず
甘酢ダレでごはんがすすむ
ポークバーグ酢豚
材料(1人分)
ポークバーグ…3個
タマネギ…1/4個(50g)
赤パプリカ…30g
中華スープの素…小さじ1/2
湯…1/3カップ
(A)
しょうゆ…小さじ1/2
ケチャップ…大さじ1
酢…大さじ1/2
砂糖…大さじ1/2
片栗粉…小さじ1/2
ごま油…小さじ1
つくり方
1.タマネギ、赤パプリカは乱切りに、ポークバーグは1個を4等分に切ります。リメイクおかず
肉の旨みがパンとも相性抜群
ポークバーグサンド
材料(1人分)
ポークバーグ…2~3個
お好みのハード系パン
(ミニバゲットなど)
…適量(長さ15cm程度)
レタス…1~2枚
スライスチーズ…1枚
ピクルス…適量
バター、マスタード、ケチャップ、
マヨネーズ…各適量
つくり方
1.パンを横に2等分します。パンが具の水分を吸ってべちゃっとしないよう、断面にバター、マスタードをたっぷり目に塗ります。ポイント!
ラップで巻くときは、ぎゅっときつめにします。食べるまでの間にパンと具が馴染み、かぶりついてもバラバラになりにくくなります。
プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。
ツナとミニトマトのワカメ蒸し
「ポークバーグ」で使う豚肉は、疲労回復作用のあるビタミンB群が豊富で、季節の変わり目で疲れ気味の身体にぴったりの食材。トマトや酢と一緒に摂るとさらに効果的です。そこで今回は、プチトマトを、ワカメやスナップエンドウ、ツナと一緒に蒸し煮にし、ポン酢で和えます。口直しにもなるさっぱりとした副菜です。ワカメが旬の春先は、刺身用のものが魚売り場に並ぶので、ぜひそちらでお試しください。手に入らなければ、塩をまぶして保存された「塩蔵(えんぞう)」のものでも美味しくいただけます。
材料(1人分)
ミニトマト…2個
ワカメ(塩蔵)…10g
スナップえんどう…3本
ツナ缶(ノンオイル)…1/2缶
ポン酢…小さじ1
つくり方
1.ワカメはさっと洗って塩気を落とし、5分ほど水につけて戻します。水けをきって3cm幅に切ります。たけのこステーキ
春が旬の食材は、えぐみや苦味の強いものが多いのが特徴。昔から、えぐみや苦味が身体の毒素を出すと言われてきました。たけのこもそのひとつで、冬の間に滞った身体の巡りをよくし、疲労回復やむくみ改善に一役買ってくれます。バターとニンニク、しょうゆでしっかり味付けた、存在感とボリュームのある副菜です。
材料(つくりやすい分量)
ゆでたけのこ…70g
バター…5g
ニンニクすりおろし…少々
しょうゆ…小さじ1/2
鰹節…適量
つくり方
1.たけのこは5mm程度の薄切りにして、一口大に切ります。使ったお弁当箱
竹の弁当箱 小
「白竹」を使って、きっちりと丁寧に編み上げられた竹編みの弁当箱。淡い色合いが、春の軽やかな雰囲気にぴったりです。ワックスペーパーを中に敷けば、汚れを気にせず、おかずやごはんを詰めることができます。特別感がありつつ、普段使いでも活躍してくれるお弁当箱です。
みないきぬこさん
料理家
女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。