1品で3度美味しい!お弁当おかずリメイクレシピ

鶏大根のピリ辛煮

寒い季節は、いつもよりこってり、
そしてぴりりと辛いおかずが美味しく感じませんか。
旬の大根と旨みの強い鶏もも肉、しいたけを、
オイスターソースと豆板醤で、ごはんがすすむおかずに仕立てました。
大根はビタミンCが豊富な野菜ですが、とくに皮に含まれるビタミンCは身の2倍。
風邪を引きやすくなる季節、大根は皮ごと調理するのがおすすめです。
そして、味の濃いおかずだって、もちろんリメイク可能。
1品でごはんも肉も野菜も食べられるバランス満点の「焼き飯」と、
お弁当にも入れられる「茶碗蒸し」の2品もご紹介します。

  • 基本のおかず

    1

    旬の大根を皮ごと使い栄養満点

    鶏大根のピリ辛煮

    鶏大根のピリ辛煮

    材料
    (つくりやすい分量/完成量:360g)

    鶏もも肉…1/2枚(120g)

    (A)
    酒、しょうゆ…各小さじ1/2

    大根…4cm分(180g)
    しいたけ…2個(40g)

    (B)
    出汁…1/2カップ
    オイスターソース…小さじ1
    しょうゆ…小さじ1
    豆板醤…小さじ1/2
    砂糖…小さじ1/2

    ごま油…小さじ1
    片栗粉…小さじ1/4
    水…大さじ1/2

    つくり方

    1.鶏もも肉は3cm角に切り、(A)を揉み込みます。大根はよく洗い、皮付きのまま2cmの厚さのいちょう切りにします。しいたけは石づきを取って傘と軸を分け、傘は4等分、軸は2~3mmの細さに割きます。
    2.鍋にごま油を中火で熱し、鶏もも肉、大根を入れて炒め、全体が馴染んだら、しいたけを加えて炒めます。
    3.(B)を入れて沸騰したらアクを取り、蓋を少しずらしてかぶせ、12分ほど弱火で煮詰めます。
    4.片栗粉を水大さじ1/2で溶き、3に回し入れ、とろみがつくまで更に2分ほど、汁気が少し残る程度に煮詰めます。

     
    鶏肉の下味

    ポイント!
    全体の味付けとは別に、鶏肉に下味をつけておくと、噛み締めたときにじわっと旨みや甘みを感じる煮物に仕上がります。

  • リメイクおかず

    1

    ごろんと入った具が食べ応え抜群

    鶏大根焼き飯

    鶏大根焼き飯

    材料(1人分)

    「鶏大根のピリ辛煮」…100g
    ごはん…150g
    ごま油…大さじ1/2
    細ネギ(小口切り)…少々
    塩…少々

    つくり方

    1.フライパンにごま油を入れ中火で熱し、ご飯を入れて炒めます。
    2.ごはんの全体に油が馴染んだら、「鶏大根のピリ辛煮」を加えて更に炒めます。
    3.細ネギを加えてさっと炒め合わせたら、塩少々で味を調えます。
     
  • リメイクおかず

    1

    つるりといくらでも食べられる

    鶏大根茶碗蒸し

    鶏大根茶碗蒸し

    材料(つくりやすい分量/
    φ6×H3.5cmのカップ7個分)

    「鶏大根のピリ辛煮」…約180g
    (鶏肉、大根、しいたけ…各7切れ)
    卵…1個(50g)
    出汁…150cc
    塩…少々
    三つ葉…少々(あれば)

    つくり方

    1.シリコンカップに、「鶏大根のピリ辛煮」の鶏肉、大根、しいたけを一切れずつ入れます。
    2.ボールに卵を割り入れ、出汁、塩を入れてよく混ぜます(漉すとさらに滑らかに仕上がります)。1のシリコンカップに等分に注ぎます。
    3.フライパンで蒸します。フライパンに割り箸2本を置き、水を2cmほど注ぎます。割り箸の上に耐熱皿を置き、強火にかけます。沸騰したら2を並べ、蓋をして弱火で8~9分蒸します。すが入ってしまうので、蒸している間はお湯が沸騰しないよう気をつけます。卵の部分に竹串を刺し少し横に引いてみて、卵液が出なければ蒸し上がりです。お好みで、仕上げに三つ葉を添えます。
     
    フライパンで蒸す

    ポイント!
    茶碗蒸しは、電子レンジでもつくることができますが、やっぱり湯気で蒸す方がとろんと瑞々しく仕上がります。お弁当用のミニ茶碗蒸しなら、フライパンを使えば手軽です。茶碗蒸しが直に鍋底に当たると熱の当たりが強過ぎるため、割り箸と皿をかませます。

美味しい食べ合わせ

プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。

春菊のごま和え


春菊のごま和え

春菊は、食物繊維と、胃腸の粘膜を丈夫にする作用のあるビタミンAが豊富な野菜。「鶏大根のピリ辛煮」で使っている大根も、消化を助ける酵素が豊富で、胃腸を整える作用があります。忘年会やクリスマスパーティなど、食べ過ぎで疲れ気味の胃腸を休めるためには、積極的に摂りたい食材たちです。こってりしがちなごま和えを、梅干しが爽やかに引き締めてくれます。

材料(1人分)

春菊…1/4束(50g)
白すりごま…小さじ1
梅干し…1/2個

(A)
しょうゆ…小さじ1/2
みりん…小さじ1/2

つくり方

1.春菊はさっと茹でて水に取り、3cm幅に切ります。梅干は種を取ってたたいておきます。
2.ボールにすべての材料を入れて和えます。


シャキシャキきんぴらごぼう


シャキシャキきんぴらごぼう

食物繊維が豊富なごぼうは、腸の働きを整える作用があります。そのぶん身がかたく、千切りにするのは少し面倒。繊維をほどよく断ち切るささがきなら、シャキシャキと小気味のいい歯応えは残しつつ、食べやすくなります。ごぼうには利尿作用もあり、むくみ解消にも役立ちます。冬は体の巡りが鈍くなりがち。ごぼうをお弁当にも取り入れましょう。

材料(1人分)

ごぼう…1/2本分(40g)
にんじん…1/10本分(10g)

(A)
酒…小さじ1
しょうゆ…小さじ1/2
砂糖…小さじ1/2
水…大さじ1

鷹の爪(小口切り)…少々
サラダ油…小さじ1
黒ごま…小さじ1/2

つくり方

1.ごぼうはささがきにして、水に5分ほどさらします。にんじんは3cm程度の長さに細切りにします。
2.フライパンにサラダ油、鷹の爪を入れて中火で熱し、1を加えて炒めます。
3.しんなりしたら合わせた(A)を加え、汁気がなくなるまで弱めの中火で炒めます。黒ごまをふり、火を止めます。

使ったお弁当箱

角型ランチボックス 中
(工房アイザワ)

角型でステンレス製のシンプルなお弁当箱。においや色移りしにくい素材なので、オイスターソースや豆板醤を使った「鶏大根のピリ辛煮」を、お弁当箱に直接入れても心配なし。蓋はパッキン付きで、両脇についた金具でしっかりと固定できるのも安心です。

みないきぬこさん

料理家

女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や「かんたん、なのに満足!スープでごはん」(池田書店)、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。

みないきぬこさん
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