cotogotoスタッフの愛用品じまん
スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!
2020年3月公開
ユウタさんの愛用品
こんにちは。cotogotoのユウタです。
数あるcotogotoの商品のなかでも、
常に一、二を争うロングセラーと言えば、「薗部産業」の「銘木椀」。
日本の木でつくられたお椀です。
実は僕は昨年結婚したばかり。
2年前、奥さんと一緒に暮らしはじめたタイミングで
「銘木椀」を購入しました。
自分の分と、奥さんの分の二つ。
一人で暮らしていたときは汁物を用意することも少なかった僕ですが、
奥さんと一緒になり、毎日の食卓に「銘木椀」によそった
味噌汁が欠かせないものになりました。
-
好きなところ その1
木とサイズが選べる▲「ぶな」、「さくら」、「けやき」、「くり」、「くるみ」、「なら」の六つの木でつくられています。「小」、「大」は「けやき」、「さくら」、「ぶな」の3種類のみの展開です。
「銘木椀」のいいところと言えば、
まず6種類の木から選べるところ。
僕は、自分の分も奥さんの分も、どちらも「くり」で揃えました。
というのも、僕の苗字には「栗」の字が入っているので、
栗の木には特別な想いがあるのです。
自分で選んだ木のお椀となると、ひと際愛着が湧いてきます。
木の種類ごとにつくれる時期、つくれない時期があるので、
欲しい種類の木の在庫があるときが買い時です。
▲左から「小」、「中」、「大」の3サイズ展開です。
サイズは「小」、「中」、「大」の三つ。
大人の汁椀として選ぶ際、
「中」と「大」で悩まれるお客さんをよく見かけます。
「くり」は「中」でしかつくられていないので、
僕の場合は迷うことなく「中」を買いましたが、
実際使ってみて、味噌汁をよそうには「中」で十分と感じます。
ころんとした見た目に反して、
「中」でも満水容量は300ml前後とたっぷり入るんです。
ただ、シチューなどメインディッシュとなるような汁物をよそう場合は、
奥さんは「中」でもいいそうですが、僕には足りなくて。
そういうときのために、そろそろ「大」も欲しいなと考え中。
また「小」は子ども用にもいいサイズだから、
先日友達の出産祝いに贈ったら、とても喜ばれました。
いつか我が家も家族が増えるような日がきたら、
「小」も買い足したいところです。
-
好きなところ その2
気兼ねなく使える我が家では洗い物は僕の担当。
「銘木椀」はウレタン塗装が施されているから、
洗い忘れてちょっとくらい放っておいても、
「やってしまった!」という事態になったことはありません。
ただ、濡れた場所に置きっぱなしにしない、
洗った後はしっかり水気を拭き取るなど、
木の器を使う上での最低限のルールは守っています。
全部の器を拭き上げるのは大変だけど、
「銘木椀」と木の箸などほんの一部だけなら習慣にできる範囲。
使いはじめてまだ2年というのもありますが、
今のところ新品と変わらずきれいに使えています。
▲別のスタッフが7~8年ほど愛用した「銘木椀」。上が「ぶな」、下が「さくら」。ここまで使用すると、口元や高台部分のウレタン塗装が薄くなったり、全体にツヤが出て色も濃くなったり、明確な変化が見られます。
ウレタン塗装のデメリットと言えば、
いつかは塗装が剥げてきてしまうこと。
とは言え、別のスタッフ宅では7~8年ほど使い続けて替え時を迎えたそう。
使う頻度や使い方によっても異なると思いますが、
小さな気遣いで長く使えるのはうれしいです。
色が濃くなりツヤが出てくるにつれて、愛着も一層増しそうです。
また、我が家のダイニングテーブルは
ラッカー塗装という熱に弱い塗装が施されているもの。
薄い磁器なんかだと、高台から料理の熱が伝わり、シミになる可能性が。
その点、「銘木椀」は熱が伝わりにくい木製なうえ、
厚手につくられているから、テーブルを傷める心配がありません。
こんなところも、我が家にあった器だなと感じています。
-
好きなところ その3
安心感のあるかたち▲基本的にはいつも味噌汁を入れていますが、たまに気分でご飯を盛ることも。ちょっとすぼまった口から見えるご飯がかわいいんです。
ぽってりと分厚く、丸みを帯びた「銘木椀」。
手にするたびに「かわいいな」と思うんです。
手で包むこむとなんだか安心する、あたたかみがあります。
口元も厚みがありますが、実際に口をつけてみると
口当たりよく、汁物がすっと口に入ってきます。
高台が大きめでどっしりしているから、置いたときも安定していて、
安心して汁物をよそえます。
▲食器棚にしまったときの姿も愛らしいのです。
使ってよし、眺めてよし。
我が家の暮らしにあたたかく寄り添ってくれる、大切な存在です。