小さい秋を探しに
二十四節気のひとつ「白露(はくろ)」とは、
「しらつゆ」のこと。
秋が本格的に訪れ、草花に朝露がつくようになる頃。
急な雷雨が訪れたり、もうセミが鳴いていなかったり、
見上げた空が、いつもより高く感じられたり。
季節は少しずつ移っています。
気をつけて目を配れば、
「小さい秋」がそこかしこに見つかるはずです。
そして、農作物は収穫時期。
農家の方が大切に育ててきた秋の恵みを
大切に味わいながらも秋を感じることでしょう。
また、これから過ごしやすい日が増えてきて、9月は連休もあります。行楽シーズンの到来です。
「白露」や秋の風を感じに、自然の豊かなところへ出かけてみるのもいいでしょう。
また、おいしい秋の味覚を巡る旅も楽しそう。
そして、いつもの食卓を飾る、秋の器を探しに出かけてみても心躍るに違いありません。
何をするにも気持ちのいい、待ちに待った秋。
木枯らしが吹くまでの間、思いきり楽しみたいものですね。
9月(白露・秋分の頃)が旬の食べもの
栗、松茸、椎茸、長芋、さつまいも、じゃがいも、チンゲンサイ、カボチャ、梨、ぶどう、ザクロ、いちじく、しその実、きんかん など | |
サンマ、スズキ、サケ、イクラ、太刀魚、えび など |