「新生姜と茗荷の酢漬け」は、その香りが移った漬け汁も、美味しく活用できます。
刻んだ新生姜や茗荷と漬け汁を、オイルとしょう油と合わせれば和風ダレに。
さっぱりとした白身魚の刺身にかければ、
あっという間に爽やかなカルパッチョの出来上がり。
やさしい酸味と新生姜の香りが、刺身の甘味や旨味を引き立てます。
サラダのドレッシングや、白身魚のソテーなどのソースにも。
材料(2人分)
- 「新生姜と茗荷の酢漬け」
…大さじ2 - 「新生姜と茗荷の酢漬け」の
漬け汁…大さじ2 - 白ごま油(オリーブオイルでも可)…大さじ1
- しょう油…大さじ1
- 塩…適量
- 塩…少々
- 鯛の刺身…10枚程度(120g)
(A)
つくり方
1. 「新生姜と茗荷の酢漬け」を千切りにして、(A)と混ぜ合わせます。
2. 皿に鯛の刺身を盛り、塩少々をふります。1をかけて、お好みで青紫蘇を添えます。
minokamoさんが選んだ器は…
色絵菊 平皿 8寸(九谷青窯・徳永遊心)
白地を活かし、色絵で描かれた菊の花が上品に配置された平皿。「絵付けだけれどシンプルな図案で、少し青みがかった地の色も涼しげです。菊は秋の花だけれど、この器は暑い季節にも似合いそうだと思いました」
新生姜と茗荷、枝豆と塩鮭を使った、華やかな彩りの「夏のちらし寿司」。
酢漬けをたっぷり刻んで入れることで、シャキシャキした食感が楽しめます。
寿司酢は漬け汁を活用するので、あっという間に清涼感のある酢飯が完成。
酢や生姜は食材を傷みにくくする作用があるので、
お弁当に詰めるごはんとしてもおすすめです。
材料(2人分)
- 「新生姜と茗荷の酢漬け」…50g
- 「新生姜と茗荷の酢漬け」の
漬け汁…大さじ2 - 塩鮭…1切れ(120g)
- 茹で枝豆…20粒程度
- 白飯…米1合分
つくり方
1. 炊き立てごはんに、「新生姜と茗荷の酢漬け」の漬け汁をかけ混ぜます。
2. 塩鮭は焼いてほぐし、「新生姜と茗荷の酢漬け」は千切りにします。枝豆は塩茹でにして、鞘から出します。
3.1に鮭、新生姜、枝豆を混ぜ込んで完成です。お好みで、仕上げに「新生姜と茗荷の酢漬け」(分量外)をのせていただきます。
minokamoさんが選んだ器は…
輪花皿染付花唐草(樋山真弓)
繊細な縁取りと、呉須を使って描かれた花唐草が魅力の輪花皿。「和食器だけれど、洋食器のような雰囲気もあり、日常の料理も品のあるおもてなし料理にしてくれますね。そして何と言っても、深い藍色が爽やか。夏の暑さを器の清涼感で乗り切れたらいいですね」
教えていただいたのは…
料理家 minokamoさん
岐阜県美濃加茂市出身。「なにげない日常の場所を料理を通して楽しい場所に」と、イベントへの出張料理や雑誌・企業などへ料理を提案。2011年からは活動の場を日本全国へ広げ、その土地の食材を活かした料理を創作・提案。写真家でもあり、料理以外でも、各地域の特色を活かした商品開発や撮影を担当するなど、地域を元気に盛り上げています。オフィシャルサイトは、こちらから。