長皿編 | 暮らしの道具、徹底比較 | cotogoto コトゴト
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私たちが比べてみました 暮らしの道具、徹底比較

長皿編

2017年8月公開

秋になると食べたくなる秋刀魚。
細くて長い秋刀魚をのせるために、家族の人数分は持っておきたいのが長皿です。
しかし、実際にどのくらいの大きさの長皿が秋刀魚にぴったりなのかは迷うところ。
そこで、今回はcotogotoで取り扱っている7種の長皿を、
「秋刀魚がのるかどうか」ということにポイントを絞り徹底比較!
秋刀魚以外にも、魚好きの人におすすめの長皿や、
そのほかの使い方と合わせてご紹介します。

比べるアイテム


スタッフの紹介

  • ツカ

    30代、既婚。
    夫と2人暮らし。
    焼き魚が好きで、毎日の食卓に頻繁に登場する。

  • メグミ

    30代、既婚。
    夫と2人暮らし。
    家に人を招くことが多いため、すっきり見映えのよい長皿が重宝している。

  • ユウキ

    30代、未婚。
    彼と2人暮らし。
    長皿は盛り付けやすいところが気に入って、多用している。

早速、長皿を比べてみましょう

メグミ

長皿って、長さや縦横比の定義がなく、
分類するのが難しいですね。

ツカ

今回は、長さ22.5cm~32cmまでの、
魚を盛り付けたくなるような長方形のうつわ7種を選んでみましたよ。


ずばり、秋刀魚をのせるならどのうつわ?


ユウキ

秋刀魚って思っている以上に長さがあって、
頭まで余裕をもって収まるうつわが少ないんですよね。
実際に秋刀魚をのせて、比べてみましょう!
今回は一般的な約30cmの秋刀魚を用意しました。

▲「南景製陶園」に頭付きの秋刀魚。

メグミ

「南景製陶園」は、長さが32cmもあるので、
ゆとりをもって秋刀魚が収まりました!

▲「南景製陶園」に頭付きの秋刀魚のひらき。

ツカ

長さがあるだけでなく、
幅も広いから、そのまま秋刀魚を開いてものりますね!お見事!
旬の時期になると、さらに立派な秋刀魚も出てきますが、
それでも悠々と受け止めてくれそうです。

▲「rectangle」に頭付きの秋刀魚。斜めにすれば収まります。

メグミ

「rectangle」は、斜めにすればぎりぎり収まりますが、
頭と尻尾がはみ出てしまいます。

▲「rectangle」に、頭を落とした秋刀魚。

ツカ

個人的には、はみ出るのはちょっと気になります……。
頭を取ってしまえば、余裕をもってのりますね。

▲「クジラ」に、頭付きの秋刀魚。

ユウキ

意外なことに「クジラ」は長さ30cmなので、
頭付きの秋刀魚がぴたっと収まりました!
クジラの上に秋刀魚というシュールな状態ですが……。

メグミ

お腹の膨らみが秋刀魚のかたちとあっていて、絶妙ですね。
食べやすいかと言われたら「南景製陶園」には負けますが、
こんなうつわで出したら子どもは喜びそう!

▲「重ね縞」に頭を取った秋刀魚。

ツカ

「重ね縞」は秋刀魚がまるごとのりそうなイメージがありましたが、
実は長さが25.5cmしかないので、
頭を取って斜めにしたらぴったりの大きさでした。

ユウキ

長さはぎりぎりですが、
やっぱり「重ね縞」にのせると、青い縞模様のおかげで爽やか!
焼き魚も和風になり過ぎないところがいいですね。

▲「瑞々」に頭を取った秋刀魚。

▲「瑞々」に二等分した秋刀魚。

メグミ

そのほか「瑞々」「SHIHOU」「古谷製陶所」は、
半分に切れば収まりました。
「瑞々」については、頭だけ取った状態でも一応のるのですが、
かなりリムの上にはみ出てしまうのが気になります。
収まりがいいのは二等分したところかな。

ユウキ

秋刀魚をまるごとのせるためには、かなりの長さが必要なんですね。
例えば、秋刀魚はフライパンでしか焼かないという人は、
きっと二等分して焼くだろうから、
「瑞々」「SHIHOU」「古谷製陶所」でもいいのかもしれません。

ツカ

それでもやっぱり秋刀魚は頭までまるごと食べたい!
そんな人は「南景製陶園」を選んで損はないですね。

秋刀魚はのらなくても、他の焼き魚で活躍します!


▲「SHIHOU 天目」に、のどぐろのひらき。

ツカ

「SHIHOU」は、まるごとの秋刀魚はのらないけれど、
とても焼き魚が似合ううつわなんです。
我が家でも使っていて、アジやエボダイのひらきなどをよく盛ります。
とくに「天目」は、焼き色がよく映えるうえ、
きりりと引き締めてくれてかっこいいんです!

▲「古谷製陶所」に、アジのひらき。

メグミ

「古谷製陶所」もアジのひらきなど長さ20cm程度のものまでなら
きれいに収まりますね。

▲全体的にリムの上にのっかってしまい、やや窮屈な印象。

▲「瑞々」に焼き鮭を。切り身なら余裕をもって収まります。

ユウキ

「瑞々」はリムの幅が広いので、
アジのひらきをのせると、ややぎゅうぎゅう感があるけれど、
切り身ならいい感じ。
リムが全体を凛とした空気にまとめてくれます。
焼き鮭など和の料理だけでなく、ムニエルなど洋の料理にも合いそう。
「瑞々」「SHIHOU」「古谷製陶所」も、
魚好きならぜひ持っておきたいうつわですね。

長皿は魚以外の盛り付けやすさも魅力です


▲食卓の中心に置いた「rectangle」に、巻き寿司を並べて。
余計なスペースをとらないのが魅力です。

ツカ

長皿って、秋刀魚などの焼き魚以外の料理でも、
盛り付けやすくて重宝しています。
例えば、夜ごはんのとき、食卓の真ん中に長皿をおいて、
2人分のおかずをいくつかちょこちょこと並べています。
我が家は2人暮らしの小さなダイニングテーブルなのですが、
長皿なら無駄なスペースをとらないので、すっきりして助かります。

ユウキ

私はおもてなしの席でも使っています。
友達が来たときには、
長皿に切った豆腐を並べて、その上にキムチなどのおかずをのせた
ごちそう豆腐が定番。
丸皿が多い食卓のなかで、どこか特別感があるからか、
普通のおかずでもなんだか特別に見せてくれるのも嬉しいです。

▲「重ね縞」に朝ごはんのおかず3種を並べて。

メグミ

丸皿だと、どこに何を盛り付けようか迷うけれど、
長皿なら真っ直ぐにぽんぽんと盛り付けるだけで
簡単にバランスがとれるのもいいですよね。

▲「くじら」に、おにぎりとおかずをのせてワンプレート。
もっとご飯を食べたいときには、ご飯は別にして、おかずだけを盛り付けても。

▲「くじら」に刺身の盛り合わせ。

ツカ

単純に並べるだけでいいから、
盛り付けのハードルが高いワンプレートごはんも長皿なら簡単。
「くじら」は個性的なので、
欲しいけれど、いつ使ったらいいのかわからない……
というお客様の声を聞きますが、
まさにワンプレートにぴったりです。
意外と大きいので、いろいろのりますよ。
私は刺身を盛り合わせるのも好きなんです。
横に並べるだけで、見映えがしますよ。

最後に、7つの長皿の違いをまとめてみました

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