私たちが比べてみました 暮らしの道具、徹底比較
箸編
2021年2月公開
日本人の食卓に欠かせない「箸」。
ただの2本の棒と、あなどってはいけません。
食べ物をつまんだり、すくったり、裂いたりなど、
案外いくつもの役割を担っている万能な道具なのです。
よくよく見れば素材や太さ、箸先や頭のかたちなど多種多様。
ほんの些細な違いで料理が食べやすくなったり、
より料理が美味しく感じられるものなのです。
実は今回で2回目になる「箸」の比較。
新たなラインナップを加え、
日ごろからcotogotoの箸を愛用しているスタッフ4人で改めて使い比べてみました。
ぜひご参考にしてください。
比べるアイテム
スタッフの紹介
ナツキ
40代、夫と子ども2人と4人暮らし。
家族みんなで色違いの箸を愛用している。ユウタ
20代、妻と2人暮らし。
太めの箸を好んで使っている。カナコ
30代、夫と子どもと3人暮らし。
これから箸を使うようになる子どもと、お揃いにできる箸を探し中。ミナミ
20代、1人暮らし。
箸の扱いが苦手なため、箸先が細いものがお気に入り。
どんな箸を使っていますか?
ナツキ
私は「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」を家族で色違いで使っています。
夫と私は「大」を、中学2年生と小学5年生の子どもたちは
「小」のサイズを使っています。
私はもちろん、家族も満足の使い心地で
箸先が細く、軽い箸は使いやすいと好評です。
下の子なんかは「箸のかたちが握りやすくて好き」と褒めてくれました。
箸立てに入れて食卓に出していて、
色違いの箸が並んでいる様子がカラフルで
食卓が明るくなるような感じがするのもお気に入りです。
カナコ
私も「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」を使っています。
子どもはまだ箸を使える年齢ではないですが、
いずれナツキさんのお家みたいに
家族で色違いの箸を使えるといいな、と思っています。
ユウタ
僕は「天削丸の木箸(木箸しのはら)」を、
妻は「木箸(東屋)」を使っています。
「天削丸の木箸(木箸しのはら)」は持ち手が少し太めで
指がぴたっと沿うように凹凸があるので
太めの箸が好きな僕にとっては抜群の使い心地です。
手の大きさの違いもあるので、
妻は「天削丸の木箸(木箸しのはら)」よりも細い
「木箸(東屋)」にしました。
違うかたちの箸を使っていても、
同じ黒檀(こくたん)という木でつくられたものを選んだので
食卓にも統一感があって気に入っています。
ミナミ
私は「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」を愛用しています。
もともと箸の扱いには苦手意識があって、
しっかり食べ物をつまんだり、はさんだりできるように
細い箸先のものを好んで使っていました。
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」は細いだけではなくて、
箸先が四角形になるように削られていて、
より食べ物がつまみやすくなっていて大満足しています。
箸を使ってみる前に箸の特徴をチェック
カナコ
実際に箸を使い比べてみる前に、
それぞれの箸の特徴を確認しておきましょう。
▲それぞれの箸の箸先を見たところ。
ユウタ
まずは、箸先のかたちと細さ。
cotogotoで扱っている箸先のかたちは
その持ち手と同じように四角か丸が多く、
箸先は細いものが多いです。
一番細いのが「竹箸(東屋)」、
太いのが「めいぼく箸たがね(薗部産業)」です。
「竹箸(東屋)」のこの細さは、細かいものをつかみやすそうですが、
口に入れたとき不注意で刺さってしまったら痛そうですね。
口にふくむときには少し注意が必要かもしれません。
ミナミ
中でも特徴的なのは「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」ですね。
他の箸は、持ち手の延長で細くなったかたちをしていますが、
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」は、持ち手部分は八角柱ですが
箸先は四角形になっています。
小さな米粒でもつかみやすいよう、
より角が立つように仕上げる「先角(さきかく)」という
かたちに仕上げられているのです。
▲それぞれの箸の持ち手。
ユウタ
持ち手は四角いかたちのものが多いですね。
特徴があるのは「天削丸の木箸(木箸しのはら)」と
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」。
「天削丸の木箸(木箸しのはら)」は凹凸が指にフィットして
しっかり箸を握ることができます。
▲「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」(右)と「天削丸の木箸(木箸しのはら)」(左)の
箸の持ち手の先のかたちの違い。
カナコ
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」は、
限りなく丸に近い八角形なので、手になじみやすく、
面に指がフィットするのが握りやすいですね。
▲ウレタン塗装はカビにくく、お手入れが楽なのが特徴。
オイル塗装は木目をより際立たせますが、
扱いについては無塗装と同じく、しっかり汚れを落とし乾かす必要があります。
ナツキ
次は塗装について見ていきましょう。
ウレタン塗装が施してある4膳は、
扱いが楽なので日常使いには最適ですよね。
無塗装だとどうしても、カビてしまわないかとか、扱いが心配で……。
ミナミ
私も最初は心配でしたが、
汚れを残さず、きれいに洗った後
しっかり乾かせば問題ありませんよ。
1年ほど使っていてもカビる気配がありません。
▲箸の長さの比較。
縦の赤い線は一番短い「いろどり箸・うるう箸 小(公長斎小菅)」、
青い線は一番長い「めいぼく箸たがね 大(薗部産業)」の箸先に合わせています。
ユウタ
最後は箸の「長さ」を見てみましょう。
一番長いのは「めいぼく箸たがね 大(薗部産業)」のようです。
と言ってもどれも似たような長さで230mm前後のものがほとんど。
2サイズある「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」と「めいぼく箸たがね(薗部産業)」は
どちらのサイズを選べばいいか悩んでしまいますね。
カナコ
私は以前「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」の「小」を使っていましたが、
小さく感じて今では「大」を使っています。
案外自分の手にあった長さの箸を選ぶのって難しいんだな、と感じました。
ミナミ
適した箸の長さの目安は、親指と人差し指を直角に広げたときの
それぞれの先をつないだ長さ(一咫・ひとあた)の
1.5倍(一咫半)と言われているそう。
私の場合、一咫が14cmだから21cmの箸が適正のようです。
今使っている「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」は22.5cmなので
少し長めのものを使っていることになりますね。
ナツキ
手の大きさは人によってさまざまなので、
購入する前に、自分に合った箸のサイズを確かめてみるのがよさそうですね。
ユウタ
もちろん使いにくさを感じないようであれば、
使い心地の好みやデザインで選ぶのもいいですよね。
箸を使い比べてみましょう
うどんをつかんでみました
ミナミ
まずは、それぞれの箸でうどんをつかんでみましょう。
麺類って注意していないと、つるんっと滑ってしまうことがあって
そのときに汁が飛んで、熱い思いをしたり、服が汚れてしまうことも……。
▲「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」でうどんをつかんでみたところ。
箸先を斜め下に傾けても麺が滑っていかず、しっかりつかむことができます。
ナツキ
うどんをつかんでみると「八角箸(木箸しのはら)」は
滑りにくく、しっかりうどんをつかむことができました!
箸先の角の部分のおかげでうどんがしっかりホールドできているようです。
「八角箸(木箸しのはら)」はオイル塗装なので、
木のザラザラとした質感がそのままなのも滑りにくい理由かもしれません。
ユウタ
基本的にどの箸でもうどんをつかむのに問題はありませんでしたが、
より滑らず、つかみやすかったのは
「木箸(東屋)」などの無塗装のものでしたね。
ミナミ
ウレタン塗装の箸は少し滑りやすかったですね。
やっぱり表面がコーディングされていることで、
滑りやすくなってしまっているようです。
一方で無塗装のものは、木のザラっとした質感が残っているからか
木肌の抵抗があってうどんが滑りにくく、ホールド力がありました。
▲「めいぼく箸たがね(薗部産業)」でうどんをつかんでみたところ。
ウレタン塗装が施されているからか、
比較的滑りやすく箸を水平に持たないとうどんが滑ってしまいました。
カナコ
ウレタン塗装の中でも「めいぼく箸たがね(薗部産業)」は
箸先が太めで、うどんに接する面が多いこともあって、
他の箸に比べ比較的安心感がありました。
ゴマはつかめますか
ユウタ
普段の食卓でゴマをつかむことはなかなかないですが……。
ゴマほど小さく、細かいものでもつかめるのか確かめてみましょう。
▲「竹箸(東屋)」でゴマをつかんだところ。
箸先が細く、無塗装のため滑らずにさっとゴマをつかむことができました。
ミナミ
「竹箸(東屋)」は一発でつかめました!
やっぱり箸先が細い箸は、細かい作業に向いていますね。
魚の骨を取ったりするのも難なくこなせそう。
他にも箸先が細めな「木箸(東屋)」や
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」がつかみやすく、
繊細な箸さばきができました。
▲「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」でゴマをつかんだところ。
ウレタン塗装のため滑りやすく、
何回かチャレンジしてつかむことができました。
カナコ
正しい箸の持ち方ができていれば、問題ないと思いますが、
箸先が太めの「めいぼく箸たがね(薗部産業)」や
ウレタン塗装が施されていて滑りやすい
「煤竹御客箸(公長斎小菅)」や「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」だと
何回かチャレンジする必要がありました。
ナツキ
小さく、細かいものをつかむときには
やっぱり箸先が細く、うどんと同じように
無塗装の滑りにくい箸が使いやすいそうですね。
豆腐を持ち上げてみましょう
ミナミ
最後に絹豆腐を持ち上げてみましょう。
冷奴などを食べるときに、きれいに持ち上げられないことが多くて……。
崩れやすい食材の場合は、どんな箸がいいのでしょうか?
▲「煤竹御客箸(公長斎小菅)」で豆腐をつかんだところ。
太い箸先は安定感があります。
ユウタ
絹豆腐を持ち上げてみましたが、
基本的にどの箸でも難なく持ち上げることができました!
安心感があるのは箸先が太めの「めいぼく箸たがね(薗部産業)」や
「煤竹御客箸(公長斎小菅)」。
持っていても端から下の豆腐が崩れる心配もなく、
優しく持ち上げることできました。
▲「竹箸(東屋)」を豆腐をつかんだところ。
持ち上げたところ、箸から下の豆腐が崩れてしまいました。
ナツキ
豆腐を持ち上げるときにうまくいかなかったのが「竹箸(東屋)」。
箸先が細く、つかむ力が集中してしまうからか
持ち上げているとどんどん箸先が豆腐を裂くように埋もれてしまいました。
ミナミ
ただ、「竹箸(東屋)」で豆腐を切り分けると
切り口がきれいなのがよかったです。
箸先が細いことで、すっと豆腐に入っていくんです。
他の箸だと、切り分けた後の断面が少しがたがたしていて
あまりきれいとはいいにくい仕上がりでした。
箸を使ってみてどうでしたか?
▲箸の重さのグラフ。
※手仕事でつくられているため、また個々の木材によって、重さには個体差があります
ナツキ
今回色々なお箸を使ってみて、
気になったのは素材によって異なる箸の重さでした。
特に「天削丸の木箸(木箸しのはら)」と
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」の
「黒檀」の素材は妙に重さを感じましたね。
ですが、重さがあることで安定感を感じられたのはよかったです。
ミナミ
私が「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」を購入する際、
素材選びの決め手になったのが重さでした。
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」は、
「山桜」、「鉄木」、「黒檀」の3つの材があるのですが、
一番軽かったのが「山桜」で、今使っていても疲れなどはないのでやっぱり
軽い素材にしてよかったな、と思っています。
ユウタ
とはいえ黒檀も凛とした上品さがあって魅力的な素材ですよね。
同じ黒檀でも「木箸(東屋)」はあまり差はありませんが
手にした印象では、「天削丸の木箸(木箸しのはら)」と
「八角箸(木箸しのはら×cotogoto)」に比べて各段に軽く感じました。
黒檀で軽いものがいい、という場合はこちらを選ぶのがよさそうです。
僕は逆に重いほうが安定感があるので好きですね。
カナコ
「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」をはじめ、
軽いものはご年配の方や、子ども用などにおすすめしたいですね。
重いものは、手が大きくて力の強い方などにいいのかもしれません。
▲「天削丸の木箸(木箸しのはら)」は持ち手の凹凸が指にフィットし、握りやすさは抜群です。
ユウタ
使っていてもう一つ気になったのは握りやすさ。
僕は手が大きくて、持ち手が細い箸だと手の中で空間が余ってしまうというか、
なんだか手にフィットしない感じがするので
太い箸を好んで使っています。
なので、愛用している
「天削丸の木箸(木箸しのはら)」はちょうどいいんです。
ミナミ
確かに手の大きい人はある程度太さがあるほうがいいかもしれませんね。
私は反対に手が小さいので、比較的細いものを好みがちなのですが、
箸の使い方が下手なこともあって
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」をはじめ、
「天削丸の木箸(木箸しのはら)」といった
手にしっかりフィットするものが好きですね。
▲きりっと角が立った四角形で、ほどよい太さがある「竹箸(東屋)」。
カナコ
「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」や「木箸 (東屋)」などの
ベーシックな四角形は安定の使いやすさがありますよね。
基本的にどれも角を落としていますが、
「竹箸(東屋)」のみ角がたっているので
力を込めて持つと少し手が痛いな、と感じることがありました。
ただ程よい太さがあるので、持ちやすさは十分です。
デザインを見てみましょう
▲カラーバリエーションが豊富な「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」。
家族それぞれの色を決めれば、より愛着がわきます。
ナツキ
私は家族で色違いにしてお揃いにできる
「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」がやっぱりおすすめですね。
特に「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」はカラーバリエーションが豊富で
家族それぞれ好きな色を選べるので、より愛着を持って使えている気がします!
カナコ
そうですよね!
私も子どもがお箸を使えるようになったら、
家族でお揃いにしたいと考えているので、
「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」をこのまま使い続けたいな、と思っています。
▲「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」の「八」は、末広がりを象徴する縁起のいい数字。
ミナミ
デザインでいうと「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」もおすすめですよ。
「八」は末広がりで縁起もいいので、お祝いの席でも申し分ないですし、
オイル塗装だから、木の質感を存分に味わえるのもお気に入りです。
▲「木箸(東屋)」黒檀の美しさをそのまま生かした、凛とした佇まいをしています。
▲「竹箸(東屋)」は左が節のないつるっとした「無節」、
右が節をアクセントとして活かした「元節」の2種類から選べます。
ユウタ
凛とした佇まいを求めるなら
「木箸(東屋)」や清涼感も兼ね備えた「竹箸(東屋)」もよさそうです。
特に「竹箸(東屋)」は、竹の節をアクセントとして生かした「元節」か
節がなくてつるっとした「無節」の2種類から選べるのもいいですよね。
それぞれ印象が違うので、選ぶときに迷ってしまいそうです。
▲「天削丸の木箸(木箸しのはら)は持ち手の先が丸く、やさしい印象の箸です。
▲ナチュラルな印象で和洋どちらの食卓にも合う「めいぼく箸 たがね (薗部産業)」。
ナツキ
「天削丸の木箸(木箸しのはら)」、
「煤竹御客箸(公長斎小菅)」、「めいぼく箸たがね(薗部産業)」は
すべて同じウレタン塗装でも、そのデザインは大きく違いますね。
「天削丸の木箸(木箸しのはら)」は、持ち手の先が丸く削がれているから
やわらかくて優しい印象に。
材料には「桜」、「鉄木」、「黒檀」の3種類の木材を使っていますが、
色味や木目もそれぞれで、違った印象を楽しめます。
「煤竹御客箸(公長斎小菅)」は飾り気がなく、シンプルです。
竹製ならではの、爽やかさが感じられますね。
10膳セットということもあって、
そのシンプルさがちょうどよく、来客時などには重宝します。
「めいぼく箸たがね(薗部産業)」は
「桜」、「楢」、「楓」の3種類の木材を使用しています。
より木目の様子が楽しめるのがポイントですね。
▲「八角箸 山桜(cotogoto×木箸しのはら)」の経年変化。
上が新しいもの、下は1年ほど使ったもの。
色味が若干深くなっているのがわかります。
▲「天削丸の木箸 鉄木(木箸しのはら)」の経年変化。
上が新しいもの、下は1年ほど使ったもの。
色味が濃く、深くなっているのがわかります。
ミナミ
無塗装の箸は経年変化が楽しめる、という魅力も。
使うことで育てていく楽しさも味わえるっていいですよね。
ユウタ
ウレタン塗装のものでも、どれも自然素材を使っているので
同じ素材といえども木目や色味が
少しずつ違っているのも面白さの一つですよね。
カナコ
箸といってもデザインや素材はさまざま。
使いやすさはもちろんですが、
家族で使うことを考えたり、好きな素材を選んだりと
箸選びは奥が深いですね。
箸の違いをまとめてみました
ユウタ
「木箸(東屋)」は箸先も適度に細く、
滑りにくい麺類や細かな箸さばきもしやすかったです。
凛とした佇まいもよく、黒檀にしては軽いので
女性でも気軽に使える箸だと思います。
ミナミ
箸先が細い「竹箸(東屋)」は小さいものをつかむのに最適!
細かい箸さばきも一番スムーズでした。
やわらかい食材をつかむときには、細いからか力が集中して
崩れてしまうこともありましたが、
その細さのおかげですっと食材に入り込み、
豆腐を割った断面がきれいだったのは好印象。
佇まいも竹の素材感や清涼感を存分に味わえるのもポイント高いです。
ナツキ
同じ竹素材の「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」は、
なんといっても豊富なバリエーションのおかげで
家族でお揃いにできるのが大きな魅力。
小さいものでもつかみやすく、崩れやすい食材も持ち上げられるなど、
オールマイティーに使えて申し分ありません。
価格も手ごろなので、気軽に買い替えることができますし、
「大」、「小」2サイズあるのも家族で使うにはありがたいですね。
カナコ
「煤竹御客箸(公長斎小菅)」はその名の通り
来客があったときに便利。
10膳セットになっているのですが、こういったセットものって
使い心地がどうなのか心配していましたが、
細かい作業も崩れやすい食材にも難なく使えて満足でした。
普段使いでも遜色ない使い心地でしたね。
ユウタ
握ったときの安定感重視の人には「天削丸の木箸(木箸しのはら)」や
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」を。
「天削丸の木箸(木箸しのはら)」は、
持ち手に施された凹凸が指先にフィットして、しっかり握ることができます。
それに少し持ち手の部分が太めなので、手の大きい人にもおすすめです。
「八角箸(cotogoto×木箸しのはら)」は丸に近い八角形だから、
手にもなじみやすく、面の部分が指に沿うから
こちらも握りやすさは抜群。
箸先が細いだけではなく、より細かいものでもつかみやすいように
角が立った四角形になっているので使い心地は群を抜いていいですね。
「八」は末広がりを意味して、縁起がいいので
お祝いの席にも最適です。
ミナミ
最後に「めいぼく箸たがね(薗部産業)」は
箸先が太いから、やわらかい食材をしっかりキャッチして
持ち上げることができました。
ウレタン塗装のおかげで滑りやすさはありますが、
食材に触れる面が広いこともあって、
麺類などの滑りやすい食材も比較的つかむことができました。
「いろどり箸・うるう箸(公長斎小菅)」と同じく2サイズ展開なので
家族で使うのにも申し分ありません。
ナツキ
長さやつかみやすさ、デザインなどさまざまですが
使い比べてみるとどれも違ったよさがありました。
自分にあった箸を見つける楽しさも
箸選びの醍醐味の一つかもしれませんね。
-
木箸 (東屋)
材質:黒檀
詳しくはこちら
サイズ:
約W235×D7×H7mm
重量:約15g
備考:食器洗浄機 ×
【特徴】
・箸先が細く、細かい箸さばきができる
・無塗装なので、食材が滑りにくい
・凛とした佇まい
・重厚感のある佇まいなのに軽い
-
竹箸 (東屋)
材質:真竹
詳しくはこちら
サイズ:
元節:約W16×D8×H232mm
無節:約W16×D7×H232mm
重量:
元節 約9g
無節 約8g
備考:食器洗浄機 ×
【特徴】
・箸先が細く、細かい箸さばきができる
・豆腐などやわらかい食材を割ったときの断面がきれい
・無塗装なので、食材が滑りにくい
・竹の清涼感が感じられる
-
天削丸の木箸(木箸しのはら)
材質:桜、鉄木、黒檀
詳しくはこちら
サイズ:
約W8×D8×H225mm
重量:
桜 約14g
鉄木 約16g
黒檀 約18g
備考:食器洗浄機 ×
【特徴】
・持ち手の凹凸が手にフィットして
手に持ったときの安定感が抜群
・持ち手が太めなので、手の大きい人におすすめ
・ウレタン塗装なので扱いが楽
-
八角箸 (木箸しのはら×cotogoto)
材質:黒檀、鉄木、山桜
詳しくはこちら
サイズ:
約W8×D8×H225mm
重量:
黒檀 約16g
鉄木 約14g
山桜 約10g
備考:食器洗浄機 ×
【特徴】
・丸に近い八角形で手になじみやすい
・面が指にフィットして握ったときの安定感が抜群
・箸先が角が立った四角形になっていて、
細かい食材でもつかみやすく、滑りにくい
・末広がりの「八」角で、縁起がいいデザイン
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いろどり箸・うるう箸 (公長斎小菅)
材質:竹
詳しくはこちら
サイズ:
小 約W5×D5×H200mm
大 約W4×D4×H230mm
重量:
小 約7g
大 約8g
備考:食器洗浄機 ×
【特徴】
・カラーバリエーションが豊富
・つかみやすく、箸さばきも軽やかにできて
安定した使い心地
・「大」、「小」2サイズ展開で
手が大きい人や子どもまで家族で使える
・ウレタン塗装なので扱いが楽
-
煤竹御客箸 (公長斎小菅) 10膳セット
材質:竹
詳しくはこちら
サイズ:
約W5×D5×H230mm
重量:
1膳あたり約10g
備考:食器洗浄機 ×
【特徴】
・来客時などに便利
・つかみやすく、箸さばきも軽やかにできて
安定した使い心地
・ウレタン塗装なので扱いが楽
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めいぼく箸 たがね (薗部産業)
材質:桜・楢・楓
詳しくはこちら
サイズ:
中 約W6×D6×H210mm
大 約W7×D7×H235mm
重量:
桜中 約9g
桜大 約11g
楢・楓中 約10g
楢大 約13g
楓大 約12g
備考:食器洗浄機 ×
【特徴】
・箸先が太いため、やわらかい食材でも
崩さずつかむことができる
・「大」、「小」2サイズ展開で
手が大きい人や子どもまで家族で使える
・ウレタン塗装なので扱いが楽