私たちが比べてみました 暮らしの道具、徹底比較
ふきん編
![](https://cotogoto.xsrv.jp/wp-content/uploads/2020/10/hukin_main.jpg)
2020年11月公開
洗った器やテーブルを拭いたり、
時には鍋敷きやかごなどの目隠しにも使える「ふきん」。
キッチンや食卓などいたるところで使うので何枚も持っておきたいものです。
ですが、デザインやサイズ、素材などさまざまで
どれを選んでいいのか迷ってしまうことも。
今回は、食器を拭くという用途を基本に、
普段からふきんを愛用しているスタッフ3人がcotogotoで扱うふきん8種を比べてみました。
比べるアイテム
リネン
コットン
スタッフの紹介
カメ
40代、1人暮らし。
1回分の食事の食器拭きをしても水分で重くならない
大判で、厚みのあるふきんがお気に入り。アキコ
30代、夫と2人暮らし。
食器は自然乾燥をしていたけど、
土物の器が増えたため、専用のふきんを購入。アヤノ
30代、夫と子ども2人と4人暮らし。
大皿料理が食卓に並ぶことが多いので
大皿を包み込める大判のふきんがお気に入り。
どんなふきんを使っていますか?
![](https://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/azumaya/asanuno14ban/a.jpg)
▲食器拭きをはじめ、さまざまな用途で使える「ふきん」。
写真は「麻布十四番 生成り(東屋)」。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_kame.png)
カメ
私は「麻布(あざぶ)十四番(東屋)」を持っています。
もともと、小さいリネン素材のものを使っていましたが
小さく、薄かったこともあって食器を拭いていると、
後半はべちょべちょになってしまい
最後まで気持ちよく使えていませんでした。
一方で「麻布十四番(東屋)」は、大判で厚みがあること、
吸水性が抜群なことから、
1食分の食器を拭いても最後まで気持ちよく使えて満足しています。
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アキコ
私は「刺し子クロス L レモンイエロー(COOVA)」を使っています。
購入したのは最近加わった新色で、
明るい色合いだから、元気に家仕事ができそう、と思って購入しました。
今まで食器はお湯で洗って自然乾燥をしていましたが、
最近は土物の器が増えてきたこともあって
しっかり水分を落とすためにも、ふきんを使うようになりました。
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アヤノ
私は「花ふきん(中川政七商店)」を2年間使っていました。
最近ではくたびれてきてしまったので、
一時、ガーゼが足りなかったこともあり、
マスクの材料に使ってしまいました。
マスクになる前は、大皿料理が食卓に並ぶことが多いので
大判な「花ふきん(中川政七商店)」は、
大皿を包み込むように拭けるのが便利でした。
大判なのにかさ張らず軽くて、すぐに乾くところも重宝していたポイントです。
早速ふきんで拭いてみましょう
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アキコ
ふきんを使ってグラスを拭いてみましょう。
グラスは「THE GLASS TALL(ザ/THE) 」を使用します。
グラスを拭いたときに特に気になるのは、ふきんの繊維残り。
cotogotoで扱っているのは、リネンとコットンの2素材なので、
それぞれの繊維残りや拭き心地などの違いに注目しながら拭いてみましょう。
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▲「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」を使って
グラスを拭いてみたところ。繊維なども残らず、きれいに水滴を拭き取ることができます。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_ayano.png)
アヤノ
まずはリネン素材のふきんから見ていきましょう。
リネンは繊維に含まれるペクチンの効果で長く使い続けても、
毛羽立ちにくいのでグラスを拭くのにおすすめの素材です。
cotogotoで扱っているリネン素材のふきんはは5種類。
なかでも一番繊維が残らなかったのは
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」。
それにふきん自体が薄くて、やわらかいから
グラスの内側の底までしっかり拭けました。
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カメ
「麻布十四番(東屋)」は若干繊維が残っているかな、という程度。
ハリがあって、しっかりした厚手の生地なので
グラスの底までふきんを入れ込むのが難しいですね。
私はいつも端のほうをうまく使って、グラスの底などは拭いています。
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▲「刺し子クロス(COOVA)」(左)と「バーズアイクロス(COOVA)」(右)の端の処理。
「刺し子クロス(COOVA)」は縦と横で処理が異なり、横にはかたい素材の布が使われています。
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アキコ
「刺し子クロス(COOVA)」と「バーズアイクロス(COOVA)」は
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」に比べ
使用している糸がふわっと毛羽立っているからか、少し繊維がつきますね。
拭き心地や吸水性に問題はありませんでした。
「バーズアイクロス(COOVA)」のほうが生地がやわらかく、
内側の底まで拭きやすいです。
「刺し子クロス(COOVA)」は丈夫という利点はありますが
端の処理にかたい生地が使われているので
グラスなど立体的な食器を拭くときには
底までふきんが入りにくいので拭くときに工夫が必要かもしれませんね。
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アヤノ
「キッチンクロス (SyuRo)」は、繊維はあまり目立ちませんでしたが
吸水力がないからか一度ではなかなか拭き上げることができず、
水の筋が残りがちだったので、何度か拭かないといけませんでした。
生地がくたっとしていてやわらかいので、
底までしっかり拭きやすいのはいいですね。
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▲リネン素材のふきんの糸の違い。
同じリネンといっても、使用している糸の太さや毛羽立ちの様子など異なっています。
左から「麻布十四番(東屋)」、
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」
「刺し子クロス(COOVA)」、「バーズアイクロス(COOVA)」、「キッチンクロス (SyuRo)」。
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アキコ
同じリネンクロスでもグラスに繊維がついてしまう差は、
使用している糸に関係しているのではないでしょうか。
一番繊維が少なかった
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」は
使用している糸が細く、毛羽立ちが見られません。
対して繊維が残ってしまっていたふきんは
使用している糸が若干毛羽立っていました。
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▲「ふきん(東屋)」でグラスを拭いてみたところ。
所々に繊維が残ってしまっているのがわかります。
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カメ
次はコットン素材のふきんで拭いてみましょう。
「ふきん(東屋)」は繊維が残ってしまっていますが吸水性が抜群でした。
一度でさっと水滴を拭い取れますね。
「ふきん(東屋)」は生地を何枚も重ねてつくられていて厚みがあるので
吸水性がいいのかもしれません。
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アヤノ
「花ふきん(中川政七商店)」も若干繊維が残ってしまいましたが
こちらも吸水性はよさそうです。
素材がふわっとしているから、水を吸ってべちゃっとはなりませんでした。
生地がやわらかいので、グラスの底のほうまでしっかり拭けます。
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アキコ
「かや織掛けふきん(中川政七商店)」も
リネン素材のクロスに比べて繊維が目立ちますね。
こちらは少し拭いた後にべちゃっとふきんがヘタレてしまいましたが、
吸水性は抜群でした。
![](https://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/nakagawa/hanafukin2/c.jpg)
▲吸水性やグラスの底の方までしっかりふける「花ふきん(中川政七商店)」。
ふきんの生地がやわらかく、立体的な食器を拭くのに適しています。
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カメ
リネンとコットン両方合わせても
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」が
一番繊維が残らず、拭き心地がよかったです。
同じリネンでも繊維の残りに差があったのは
使用している糸に関係あるのかもしれません。
コットン素材のものは吸水性に長けていて、
水滴をさっと拭い取れるのがよかったです。
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アキコ
あとは生地のやわらかさにも注目したいところ。
グラスの内側の水滴をしっかり拭取りたいときには、
ハリがあってかたい生地だと底まで入りにくく
充分に拭き取れないことがありました。
「キッチンクロス(SyuRo)」や「花ふきん(中川政七商店)」が
生地がやわらかくておすすめです。
吸水性を確認しましょう
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カメ
次はふきんの吸水性を確認してみましょう。
バットの中に100mlの水を入れ、
ふきんを折りたたまずにバットの中の水をさっと一拭きします。
拭き取ったあとに、バットに残った水の量を確認し、
当初バットの中に入っていた水の量(100ml)との差を計算します。
この差が大きかったものが吸水性がいいと判断します。
![](https://cotogoto.xsrv.jp/wp-content/uploads/2020/10/hukin_sui.jpg)
▲バットに入れた100mlの水を、それぞれのふきんがどのくらい吸水したのかを表にしたもの。
吸水量が多かった順に上から並べています。
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▲「ふきん(東屋)」の生地は、蚊帳生地を8枚も重ねているので
しっかり厚みがあるのが特徴です。
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アヤノ
一番吸水性がよかったのは「ふきん(東屋)」でした。
目が大きい平織りが特徴の蚊帳生地を8枚重ねているので
吸水性のよさは断トツですね。
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アキコ
次に吸水性がよかったのが
「かや織掛けふきん(中川政七商店)」と「麻布十四番(東屋)」。
吸水性に優れているコットン素材の「かや織掛けふきん(中川政七商店)」は
納得の順位ですが、「麻布十四番(東屋)」は意外でしたね。
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カメ
「麻布十四番(東屋)」は実際に使っていても
水を吸っているな、と感じることがあります。
吸水性があってこれだけ大判だと、
家族1食分の食器にだって十分対応できます。
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▲「花ふきん(中川政七商店)」の生地は目が大きく、薄いのが特徴。
速乾性に優れています。
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アヤノ
コットン素材の「花ふきん(中川政七商店)」は
薄手なので折りたたまずに一枚での吸水となるとあまりよくない結果でした。
食器などを拭くときには、1~2折りして使うのがよさそう。
一方で、薄手で目が大きいことで、
すぐに乾くのは使い勝手がいいポイントでもあります。
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カメ
吸水性に関しては、やっぱりコットン素材のふきんに軍配が上がりました。
リネン素材のふきんに関しては、それほど大きな差はありませんでしたね。
たっぷり水を含んだ土物の食器を拭いたりするには
「ふきん(東屋)」などのコットン素材がおすすめです。
![](https://cotogoto.xsrv.jp/wp-content/uploads/2020/11/MG_3026.jpg)
▲すべてのふきんの大きさの比較。
上から「ふきん(東屋)」、「バーズアイクロス S(COOVA)」、
「かや織掛けふきん(中川政七商店)」「キッチンクロス(SyuRo)」、
「バーズアイクロス L(COOVA)」、
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」
「花ふきん(中川政七商店)」、「麻布十四番(東屋)」、「刺し子クロス L(COOVA)」。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_ayano.png)
アヤノ
大皿が多かったり、大家族で食器の量が多かったりする場合には
サイズにも注目したいです。
大判のふきんを選べば大皿だったらふわっと包み込んで拭けますし、
食器の量が多いなら1枚で十分です。
「麻布十四番(東屋)」や「花ふきん(中川政七商店)」
あたりがおすすめですね。
乾きやすさはどうですか?
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アキコ
次はふきんの乾きやすさを見ていきます。
使用頻度が多いからこそ、乾きやすさは重要。
今回はすべてのふきんを同じタイミングで洗い、広げて乾かします。
完全に乾いている状態のふきんの重さと、
洗ってから30分間乾かしたふきんの重さとの差を確認します。
差が小さいほうが乾きやすいふきんと判断して比べてみます。
![](https://cotogoto.xsrv.jp/wp-content/uploads/2020/10/hukin_kan.jpg)
▲乾いたふきんと、洗って30分間乾かしたふきんとの
重さの差の値を表にしたもの。
上から乾きやすい順に並べています。
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アヤノ
一番乾きがよかったのは、乾きやすいリネン素材を抑え、
コットン素材の「花ふきん(中川政七商店)」でした。
目が大きくて通気性がいいのですぐに乾くんですよね。
乾かすときに大切なのが、しっかり広げること。
大判なので乾かすスペースによっては
折りたたんでしまいたくなるかもしれませんが
早く乾かしたいなら、しっかり広げることが大切です。
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カメ
他を見てみると、リネン素材のものが乾きやすいようですね。
「ふきん(東屋)」は生地を8枚も重ねているので
やはり乾きは遅いようです。
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アヤノ
ふきんを使用する頻度が多い場合は、
乾きやすいリネン素材を選ぶか、「花ふきん(中川政七商店)」のように
薄手で通気性のいいものを選ぶのがよさそうです。
とはいっても、1~2時間後にはすべてのふきんが乾いていたので
朝使って、昼食頃にはどれも乾いて使えるはず。
大きく見ると乾きやすさにそれほどの差はなさそうです。
お手入れはどうしていますか?
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▲布の強度を高める刺し子が施されている「刺し子クロス(COOVA)」は、
洗濯のときに刺し子が他のものに引っかかってほどけないよう、注意が必要です。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_akiko.png)
アキコ
みなさんお手入れはどうしていますか。
私は煮沸などはせず「刺し子クロス(COOVA)」を洗濯機で洗っていますが、
刺し子部分が他の洗濯物に引っかかってほどけてしまうのが嫌なので
ネットに入れています。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_ayano.png)
アヤノ
同じくネットに入れて洗濯機で洗っていました。
「花ふきん(中川政七商店)」は目が大きいので
他の洗濯物に引っかかってしまうのが心配で
私も必ずネットに入れて洗濯していましたね。
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カメ
私も「麻布十四番(東屋)」を洗濯機に入れて洗っています。
私は他の洗濯物と引っ掛かる心配はないのでネットには入れていません。
以前は、リネン素材の小さなふきんだけだったので
鍋で煮沸をしていましたが、
「麻布十四番(東屋)」は大判で鍋から溢れてしまうので
洗濯機で洗うのみにしています。
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アキコ
確かに大判のふきんだと鍋に入れるのも一苦労ですね。
もし煮沸消毒をしっかり行いたい場合は、
サイズに気を使う必要がありそうです。
リネンとコットンのそれぞれの利点は?
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▲コットン素材はくたびれてきたら台拭きや雑巾として長く使い続けることができます。
「かや織掛けふきん ヤマブキ(中川政七商店)」を使用。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_ayano.png)
アヤノ
それぞれのふきんを比べてみて、
リネンとコットンの素材の違いはどうでしたか?
リネンは繊維がつきにくく、ふきんが乾きやすい。
コットンは吸水性に長けていましたね。
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カメ
一番リネンのよさを実感できたのは
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」。
毛羽立ちがなく、薄くて、乾きやすかったです。
拭き心地もよくて充分な機能性だと思います。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_akiko.png)
アキコ
コットンでは、吸水性を一番実感できたのは「ふきん(東屋)」でしたね。
蚊帳生地を8枚重ねているからなのはもちろん、
コットン50%に、吸水性が高いレーヨンが50%混合されているので
より水滴を吸ってくれるのかもしれません。
![](https://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/syuro/kitchen_cloth/d.jpg)
▲使うごとにやわらかく、使いやすくなっていくリネン。
写真は「キッチンクロス(SyuRo)」を使用。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_kame.png)
カメ
他に大きな違いといえば、素材の丈夫さ、持ちのよさじゃないでしょうか。
リネン素材は長く使える素材でもあります。
コットンは穴が空いたり、くたびれて
最終的に台拭きや雑巾になっていたりしますが
リネンは長い間使っていけますよね。
「麻布十四番(東屋)」のほかに
5年ほど使っているリネン素材のふきんがありますが、
まだまだ現役で一向にヘタレる気配がありません。
反対に、やわらかくなってより使いやすくなっている気さえします。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_akiko.png)
アキコ
リネンのものは高額で手が出しにくいかもしれませんが、
長く使っていけることを考えると、
コスパがかなりいいですね。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_ayano.png)
アヤノ
私もリネンのふきんを持っていますが、
長く使っていけることを考えて、あまり汚さないように気をつけています。
そのため、リネンはグラスなどの食器類を拭くとき専用に。
フライパンの裏とか汚れがついてしまう恐れがあるのものを拭くときには
別のふきんを使っていますね。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_kame.png)
カメ
リネンは長い間使える、というよさ。
コットンは、台拭きや雑巾など他の用途に転用できるよさがありますね。
「ふきん(東屋)」なんかは、台拭きや雑巾としてちょうどいいサイズ感で
サイズに合わせて布を切る手間もないので、便利そうです。
デザインについて
![](https://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/coova/birdseye2/b.jpg)
▲鍋敷きとして耐熱皿の下に敷いたり、テーブルコーディネートの一つとして使うのも素敵。
写真は「バーズアイクロス ピンク(COOVA)」を使用。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_akiko.png)
アキコ
最後にふきんとしての機能性とは別ですが、デザインはどうでしょうか。
cotogotoで扱っているものは比較的シンプルなものが多いですが、
「刺し子クロス(COOVA)」や「バーズアイクロス(COOVA)」は
見た目の可愛さがありますね。
ふきんとしての他にも、鍋敷きやかごの目隠しなどにも使えて
空間が華やかになりますね。
この二つは使っていてテンションが上がります。
私もデザインの可愛さで選んだところが大きいです。
![](https://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/atelierfolk/musicalinencloth/a.jpg)
▲鮮やかな色合いとポップな絵柄で、キッチンも明るい雰囲気に。
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」を使用。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_ayano.png)
アヤノ
唯一柄物の
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」は
ポップで明るい雰囲気がありますね。
柄物なのでキッチンのアクセントにもなりそうです。
色も鮮やかできれいなのもいいですね。
北欧テイストのキッチンや部屋にも合いそうですし、
このポップさはギフトにも喜ばれそうです。
![](https://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/azumaya/asanuno14ban/c.jpg)
▲「麻布十四番 青(東屋)」をランチョンマットとして使ったところ。
大判なので器も余裕をもって収まります。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_akiko.png)
アキコ
ラインが全体のアクセントになっている「麻布十四番(東屋)」や
「キッチンクロス(SyuRo)」は落ち着いたカラーバリエーションで
上品な雰囲気があります。
この2種類はどんなものにでも合わせやすくて、
ふきん以外の用途でも使い勝手がよさそうです。
「花ふきん(中川政七商店)」、「かや織掛けふきん(中川政七商店)」も
単色でシンプルなので他の用途にも使いやすそう。
「ふきん(東屋)」は“ザ・ふきん”という佇まいなので、
ふきん以外の用途で使うのは難しそうです。
![](https://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/nakagawa/kakefukin/6.jpg)
▲「かや織掛けふきん(中川政七商店)」についているループ。
S字フックなどに引っかけて吊るせるので便利です。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_kame.png)
カメ
あと、ついていると便利なのが、ループ。
ループがついていれば吊り下げて乾かせるので私は重宝しています。
![](https://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/kajidonya/hukinkake/a.jpg
)
▲小さいサイズのふきんを乾かすときには「ふきん掛け(家事問屋)」があると便利。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_ayano.png)
アヤノ
「花ふきん(中川政七商店)」と「ふきん(東屋)」以外のふきんには
すべてループがついていますね。
「花ふきん(中川政七商店)」は大判ですし、
私はしっかり広げてふきんを乾かしたいタイプなので
ふきん用のスペースをつくって乾かしていました。
他に台拭き用のふきんを持っていますが
そのふきんは「ふきん掛け(家事問屋)」に掛けています。
「ふきん(東屋)」くらいの小さめサイズのふきんなら
折らずに掛けられますし、軽くて扱いも楽なのでおすすめですよ。
ふきんの違いをまとめてみました
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_kame.png)
カメ
大きく分けるとリネンとコットン、といった
素材の違いで用途に合わせてふきんを選ぶのがよさそうでした。
リネンは繊維が残りにくく、ふきんが乾きやすいのが特徴。
グラス類などを拭くのにおすすめです。
コットンは吸水性が抜群でした。
乾きやすさはリネンに比べると劣りますが、
ふきんよっては「花ふきん(中川政七商店)」のように
薄い生地でつくられているものもあり、乾きやすさに問題はありませんでした。
コットンのふきんは、水分を多く含む土物の器を拭くときに便利です。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_akiko.png)
アキコ
他にもリネンとコットンは持ちのよさにも違いがあります。
リネンは、長く使えるのが特徴。
使っていくごとに生地がやわらかくなって、育てる楽しみがあります。
リネン素材だと高額なことがほとんどですが
長い目で見るとコスパがいい素材です。
コットンは比較的安価で手に入りますが、
穴が空いてしまったり、生地がくたびれてしまって
リネンに比べると買い替えの頻度が多くなります。
しかし食器用に使っていたものを台拭きに、その後は雑巾に、といったように
使いまわせる、という使い勝手のよさがあります。
それぞれのよさがあるので、自分に合う素材を選ぶのがいいですね。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_ayano.png)
アヤノ
商品別に見ていくと、
「musica 鳥の音楽/リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)」が
一番繊維が残らず、拭き心地がよかったです。
生地もやわらかく、柔軟でリネンのよさが感じられるふきんでした。
唯一の柄物で、その鮮やかな色合いもあって
掛けておくだけで空間を華やかにしてくれます。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_kame.png)
カメ
リネン素材の「麻布十四番(東屋)」は、
リネンの中では吸水性もよく、大判なので家族1食分の食器でも
ふきんがべちょっとならずに拭き上げることができます。
アクセントにラインが施されているだけのシンプルなデザインなので
ふきんとして以外にもランチョンマットや鍋敷きなどにも使えそう。
コットンの「ふきん(東屋)」は、蚊帳生地を8枚も重ねているから
吸水性が抜群なのが魅力です。
小さめで四方までしっかり縫われているので
最終的に台拭きや雑巾として使う際の
サイズ感や丈夫さは言うことありません。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_akiko.png)
アキコ
「刺し子クロス(COOVA)」と「バーズアイクロス(COOVA)」は、
ともにデザインの可愛さが魅力。
ふきんとしてだけではなく、布物として購入する人も多そうです。
ともに吸水性や速乾性など、全体の中で平均的な値でした。
この2種類は生地のつくりに違いがあります。
「刺し子クロス(COOVA)」は、刺し子が施されていることで
生地の強度が増しているのが特徴。
横側の端は固い生地が使われているので、より丈夫につくらています。
そのため生地全体がかたく、
グラスなどの底の水滴をしっかり拭き取るのは難しかったです。
反対に「バーズアイクロス(COOVA)」は、やわらかいので
立体的な食器を拭くのに適しています。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_kame.png)
カメ
「キッチンクロス(SyuRo)」は、速乾性に優れていて
くたっとした生地でやわらかいので、立体的な食器を拭くのに適しています。
落ち着いた色合いなので、ふきんとして以外にも
ランチョンマットなど上品な雰囲気で使えそうです。
![](http://gigaplus.makeshop.jp/cotogoto/site_data/cabinet/special_issue/compare/face/face_ayano.png)
アヤノ
最後に「かや織掛けふきん(中川政七商店)」と「花ふきん(中川政七商店)」は
ともに素材は吸水性に優れているコットン。
「かや織掛けふきん(中川政七商店)」は蚊帳生地を3枚重ねているので
比較的吸水性はいいです。
「花ふきん(中川政七商店)」は薄く、目が大きい蚊帳生地を使っているので
コットン素材にしては速乾性に優れているのが特徴です。
大判なので、大皿でも包み込むように拭くことができるのもポイント。
また、一つだけリネン素材のものがあり、
コットン素材のものに比べて一回り小さくなっています。
グラスなど毛足がつきにくいため拭きやすく、
コットンと同じようにやわらかく、
速乾性に優れているので使いやすさは抜群です。
どちらも単色なので、どんなキッチンにも合わせやすそうです。
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麻布十四番 (東屋)
備考:
詳しくはこちら
洗濯機 ○ 漂白剤 △ 自然乾燥 陰干し
タンブラー乾燥 △ アイロン ○
ドライクリーニング ×
【特徴】
・リネンの中で最も吸水性がある
・大判だから大皿でも包み込んで拭くことができ、
家族1食分の食器も十分拭き上げることができる
・ランチョンマットや鍋敷きなど
ふきんとして以外にも使えるデザイン
【価格(税抜)】
各2,600円
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ふきん (東屋)
備考:
洗濯機 ○ 漂白剤 ○ 自然乾燥 ○
タンブラー乾燥 △(縮む恐れがあります)
アイロン ○ ドライクリーニング ○
【特徴】
・吸水性が抜群
・最終的に台拭きや雑巾としても使える
ちょうどいいサイズ感と丈夫さを兼ね備えている
【価格(税抜)】
1,400円
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musica 鳥の音楽/ リネンキッチンクロス (アトリエ・フォーク)
備考:
洗濯機 △(手洗い推奨) 漂白剤 ×
自然乾燥 陰干し タンブラー乾燥 ×
アイロン △(150℃以下なら可)
ドライクリーニング ×
【特徴】
・繊維が残りにくく、
グラスもきれいに拭き上げられる
・生地がやわらかく、
立体的な食器を拭くのにも適している
・唯一の柄物。鮮やかな色合いと
ポップな雰囲気で空間を明るくしてくれる
【価格(税抜)】
各1,800円
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刺し子クロス (コーバ/COOVA)
備考:
詳しくはこちら
洗濯機 ○ 漂白剤:× 自然乾燥 陰干し
タンブラー乾燥 × アイロン ○
ドライクリーニング ○
【特徴】
・刺し子のようなステッチを
織り柄で表現していて強度が高い
・「L」は大判だから
大皿でも包み込んで拭くことができる
・ランチョンマットや鍋敷きなど
ふきんとして以外にも使えるデザイン
【価格(税抜)】
S 1,700円
L 2,800円
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バーズアイクロス (COOVA)
備考:
詳しくはこちら
洗濯機 ○ 漂白剤:× 自然乾燥 陰干し
タンブラー乾燥 × アイロン ○
ドライクリーニング ○
【特徴】
・生地がやわらかく、
立体的な食器を拭くのにも適している
・「L」は大判だから
大皿でも包み込んで拭くことができる
・ランチョンマットや鍋敷きなど
ふきんとして以外にも使えるデザイン
【価格(税抜)】
S 2,400円
L 3,300円
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キッチンクロス (SyuRo)
備考:
洗濯機 ○ 漂白剤 × 自然乾燥 陰干し
タンブラー乾燥 × アイロン ○
ドライクリーニング ○
【特徴】
・生地がやわらかく、
立体的な食器を拭くのにも適している
・ランチョンマットや鍋敷きなど
ふきんとして以外にも使えるデザイン
【価格(税抜)】
各1,650円
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かや織掛けふきん (中川政七商店)
備考:
詳しくはこちら
洗濯機:○(ネット、蛍光増白剤の入っていない液体洗剤使用)
漂白剤:○(酸素系漂白剤のみ使用可)
自然乾燥:○ タンブラー乾燥:×
アイロン:○ ドライクリーニング:○
【特徴】
・吸水性に優れている
・単色でどんなキッチンにも合わせやすい
【価格(税抜)】
各450円
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花ふきん (中川政七商店)
備考:
詳しくはこちら
洗濯機:○(ネット、蛍光増白剤の入っていない液体洗剤使用)
漂白剤:○(白百合以外は酸素系漂白剤のみ使用可)
自然乾燥:○ タンブラー乾燥:×
アイロン:○ ドライクリーニング:○
【特徴】
・薄く、目が大きい生地でつくられているから
速乾性に優れている
・大判だから大皿でも包み込んで拭くことができる
・生地がやわらかく、
立体的な食器を拭くのにも適している
・単色でどんなキッチンにも合わせやすい
【価格(税抜)】
700円
麻 1,000円