つくり方
1.鶏肉は2cm角に切り、(A)をもみ込みます。2.スナップえんどうはヘタと筋を取り、半分に切ります。さやいんげんはヘタを取り、4等分に切ります。
3.フライパンにサラダ油、ニンニク、生姜を入れて中火にかけ、香りが立ったら鶏肉を加えて炒めます。
4.肉の色が変わったら、2とグリーンピースを加えて炒め、水大さじ2(分量外)を振り入れ、蓋をして3分ほど弱めの中火で蒸し煮にします。
4.カシューナッツ、(B)を加えて調味し、水大さじ1/2で溶いた片栗粉を回し入れてとろみをつけます。
2018年4月公開
スナップえんどうにグリンピース、さやいんげん。
春が旬のさや豆3種を、鶏肉とカシューナッツと合わせて中華風炒め物に。
新緑を思わせる瑞々しい緑色が、食欲をそそります。
さらに、バターが香る洋風炒めごはん「鶏とさや豆のピラフ」と、
黄と緑の彩り爽やかな「スパニッシュオムレツ」にリメイクする方法もご紹介します。
基本のおかず
いろいろな食感が楽しい
鶏とさや豆のカシューナッツ炒め
材料
(1人分)
鶏もも肉…小1/4枚(100g)
(A)
酒…小さじ1
塩、こしょう…各少々
スナップえんどう…4本(40g)
さやいんげん…3本(20g)
グリンピース
…さやから出して大さじ1(15g)
(B)
オイスターソース…小さじ1/2
しょう油…各小さじ1/2
砂糖…各小さじ1
ニンニク、生姜(みじん切り)…各小さじ1
片栗粉…小さじ1/2
水…大さじ1/2
サラダ油…小さじ1
つくり方
1.鶏肉は2cm角に切り、(A)をもみ込みます。リメイクおかず
バターが香りコクのある炒めごはん
鶏とさや豆のピラフ
材料(1人分)
「鶏とさや豆のカシューナッツ炒め」つくり方
1.フライパンにバターを中火で熱し、「鶏とさや豆のカシューナッツ炒め」をあたたまる程度に炒めます。リメイクおかず
さや豆の緑色と卵の黄色が春らしい
スパニッシュオムレツ
材料
(つくりやすい分量/2~3人前)
「鶏とさや豆のカシューナッツ炒め」
…1人分
卵…4個
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
サラダ油…小さじ1
つくり方
1.ボールに卵を割りほぐし、「鶏とさや豆のカシューナッツ炒め」、塩、こしょうを加えて混ぜます。ポイント!
裏返すときは、崩れないよう皿を活用。フライパンの直径よりも大きな皿をかぶせます。皿を押さえながらフライパンをひっくり返し、オムレツを皿に移します。皿にのったオムレツを滑らすようにフライパンに戻すと、裏返し完了です。
プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。
新ジャガの竜田揚げ
春から初夏にかけて出回る新ジャガイモ。小ぶりで皮が薄く、皮つきのまま食べられるから、手軽に調理できる食材です。加熱しても崩れにくいビタミンCも豊富。肌がゆらぎがちな春、肌荒れ防止にも一役買ってくれます。片栗粉をまぶして揚げれば、香ばしくてホクホクした竜田揚げに。揚げる前に出汁しょう油で煮て味を含ませることで、冷めても美味しく、また火が通っているので揚げ時間も短縮できます。
材料(1人分)
新ジャガイモ…3個(90g)
(A)
出汁…1/2カップ
薄口しょうゆ、みりん…各大さじ1/2
塩…ひとつまみ
片栗粉…大さじ1
サラダ油…適量
つくり方
1.新ジャガイモは洗って半分に切ります。ラップをふんわりかけて電子レンジ(600W)で2分加熱します。菜の花と生ハムのサラダ
菜の花の緑色と生ハムのピンク色が春らしく、お弁当に彩りを添えてくれる副菜です。菜の花は、ビタミン、ミネラルが豊富。カルシウムや鉄分も多く、骨粗しょう症や貧血の予防に。抗酸化作用のある成分も含まれているため、寒暖の差が激しい季節の体調管理にも役立つ食材です。味付けは生ハムの塩気だけ、とシンプルな分、菜の花の風味を存分に味わうことができます。
材料(1人分)
菜の花…1/3束(60g)
生ハム…2枚(20g)
つくり方
1.菜の花はさっと茹でて水に取り、水気を絞ります。使ったお弁当箱
アルミ弁当箱 S
(大一アルミニウム製作所)
軽くて持ち運びしやすいアルミ製の弁当箱。内蓋付きなので汁気や油が出やすい炒めものにも安心です。内容量280mlの「S」は、大人が使うには小さめですが、おかずだけ詰めてごはんを別で持っていく場合などに便利なサイズです。
みないきぬこさん
料理家
女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や「かんたん、なのに満足!スープでごはん」(池田書店)、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。