私たちが比べてみました 暮らしの道具、徹底比較

玉子焼き器編

2020年6月公開

お弁当の定番おかずである玉子焼き。
おかずの一品として食卓でも愛されているメニューです。
だからこそ、一家に一台は必ず持っておきたい「玉子焼き器」。
しかし、一口に玉子焼き器といっても
素材の違いやサイズ、細かいディティールなどを
追及していくとその種類はさまざま。
定番メニューでありながら、卵を巻いたり、
火加減などが意外と難しい玉子焼きづくりには
使いやすく、美味しく仕上がる道具を使いたいですよね。
今回は、普段から玉子焼き器を愛用しているスタッフ3人が
cotogotoで扱う2メーカーの玉子焼き器を比べてみました。

スタッフの紹介

  • カメ

    40代、両親と3人暮らし。
    だし巻き卵が大好きで、なみなみならぬ愛情がある。

  • アミ

    20代、夫と2人暮らし。
    cotogotoきっての卵好き、卵料理に関しては調理道具からこだわっている。

  • シュリ

    30代、夫と子どもと3人暮らし。
    お弁当のおかずには玉子焼きは欠かせない。

どんな玉子焼き器を使っていますか?

▲お弁当や食卓のおかずとして定番の玉子焼き。
玉子がくっついてしまわないか心配な鉄製でも
「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」なら表面の加工のおかげできれいにはがれます。

アミ

私は「玉子焼き用フライパン 角(アンバイ/ambai)」を持っています。
もともと卵料理が大好きで、
玉子焼きを美味しくつくれる道具がないか探していたところ、
鉄製の「玉子焼き用フライパン 角(アンバイ/ambai)」が目に留まり、
鉄製の玉子焼き器でつくった玉子焼きを食べてみたい、
という思いもあって購入。
熱が均一に伝わって、ふっくらと仕上がる玉子焼きは
とても美味しくて満足しています。
お手入れが少し不安でしたが、
タワシや洗剤をつけずにスポンジで水洗いをすれば汚れはきれいに落とせるし、
表面に施されている凹凸のファイバーライン加工のおかげで
油なじみもよくて、考えていたよりも扱いやすくて助かりました。
持ち手が熱くならないところや、見た目のかわいさもあって
今ではお気に入りの道具です。

カメ

私はもともとテフロンの玉子焼き器を使っていましたが、
商品撮影でふわふわの玉子焼きがつくれたことに感動して
「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」に買い替えました。
テフロンのものを使っていたこともあって、
銅製との違いがよくわかったので即決でしたね。
購入して5年ほど経った今でも失敗しないで
いつでもふわふわの玉子焼きがつくれるので、
道具の違いってこういうことね、と納得・満足している道具です。

シュリ

私も「銅の玉子焼き器(中村銅器製作所)」を持っています。
お弁当で玉子焼きをつくる機会が多く、
美味しい玉子焼きのために、さまざまな玉子焼き器を調べました。
「銅の玉子焼き器(中村銅器製作所)」をはじめとする
銅製の玉子焼き器はプロ御用達が多く、一番美味しく仕上がると
聞いたので、それを信じて2年ほど前に購入。
お弁当に入れた冷めた玉子焼きも美味しいままで、
道具一つでこんなに違うのかと驚かされました。
もともと料理に苦手意識があった私ですが、
玉子焼きは「銅の玉子焼き器(中村銅器製作所)」のおかげで
自信をもってつくれています。

早速、玉子焼き器を比べてみましょう

実際に玉子焼きをつくってみました


玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)

▲「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」はサイズ、かたちの
バリエーションが多いのが魅力。左から「角」、「角 小」、「丸」。

▲「玉子焼き用フライパン 角(アンバイ/ambai)」は卵を3個使えば
厚みのある玉子焼きに。横幅が広いので家族が多くても十分賄えます。

アミ

実際に玉子焼きをつくって、使い心地を比べてみましょう。
「玉子焼き用フライパン 角(アンバイ/ambai)」は
メーカーによると卵2~3個使用。
「角」のサイズは大きく、卵2個だと細い玉子焼きになってしまったので
私は3個使うようにしています。

シュリ

「角」より小さい「角 小」は卵1個。
長方形ではなく、丸でつくりたいという人におすすめな
「丸」は1~2個程度卵を使うのがよさそうです。

▲「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」の表面には繊維状の凹凸の
「ファイバーライン加工」が施されています。

カメ

焼いてみると卵はがれがいいですね!
玉子を折り返すときに、破れることなくすっとはがれていきます。
やっぱり表面にある繊維状の細かい凹凸の
「ファイバーライン加工」のおかげでしょうか。
この加工のおかげで全体に油がよくなじみ、
食材との接触部分が最小限だから、
玉子のような繊細な食材もすっとはがれやすいいんだと思います。

▲「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」の「角」、「角 小」の先は
わずかに斜めになっています。

アミ

私は玉子焼きをつくるときに菜箸ではなく、
崩さないようゴムヘラを使って返しています。
「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」の
「角」、「角 小」は
玉子焼き器の先が斜めになっているので、
ゴムヘラが入れやすいのもポイントなんです。

シュリ

特に「玉子焼き用フライパン 角(アンバイ/ambai)」は横幅があって
大きい玉子焼きができるから、きれいにつくるには
ゴムヘラやターナーを使うのがいいかもしれませんね。
菜箸を使おうとすると返すために持ち上げたとき
端が重くなって割けてしまう場合もありそうですし。

カメ

一方で「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」は
垂直なのでゴムヘラは入れにくいですね。
「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」は
ゴムヘラやターナーが使えて玉子焼き初心者だったり、
玉子焼きづくりに苦手意識がある人にはいいかもしれません。

銅玉子焼き器(中村銅器製作所)

▲熱伝導性が高く、素早く火が通る「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」。
角が立ったかたちのおかげで、きれいな長方形の玉子焼きをつくることができます。

アミ

次は「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」を使ってみましょう。
卵2個でも十分ですが、よりふっくら焼きたい場合は卵を3個使うとよさそうです。
普段ゴムヘラを使って玉子焼きをつくっている私でも
菜箸を使ってきれいに玉子焼きをつくることができました!

シュリ

角がしっかり立っているから、きれいな長方形ができるんです。
ちょっと崩れちゃったかな、と思っても寄せてかたちを整えるだけで
きれいに焼きあがりますよ。

▲「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」を横から見たところ。
持ち手に角度がついているのがわかります。

カメ

玉子焼き器のかたちだけでなく、
持ち手の角度も絶妙で、テコの原理でうまく返せてる気がします。
この計算されたかたちを見ると“プロ御用達”というのも頷けますね。

玉子の焼き上がりを比べてみました


▲テフロン加工の玉子焼き器を加え、同じ条件で玉子を焼いたもの。

シュリ

それぞれの玉子焼き器で、焼き上がりまでの時間、ふっくら加減、
食べてみた食感を比べてみましょう。
今回は市販のテフロン加工の玉子焼き器も合わせて比べます。
条件を同じにするため、使う卵は一個、
油を敷いて30秒中火にかけて卵液を入れます。
玉子焼き器によって大きさが異なるので、
玉子は巻かず、一枚の厚さを確かめます。

アミ

焼き上がりが早かったのは、
約1分10秒の「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」でした。
やっぱり熱伝導率の高い銅製は、焼き上がりも早く、
材料に均等に熱を行き渡らせてくれるから、
完成した玉子焼きを見ても、均等に焼き色がついていますね。
焼き色だけでなく、熱伝導率がいいおかげで
卵の水分が蒸発しきる前に火が通るから、
食べてみても、ふわふわと厚みがあって、しっとりとしている気がします。
実際に巻いて玉子焼きをつくってみても、
ぷるぷるしていてとっても美味しく仕上がりました。

シュリ

「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」も、
鉄の熱伝導性や保温力のおかげでふっくらとしています。
「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」と比べると、
香ばしさがありますね。

カメ

テフロン加工の玉子焼き器でつくった玉子焼きはパサついていて
「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」や
「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」と試食して比べると
その違いがはっきりとわかりました。
ふっくら感も弱く、写真で厚さを見ても薄いのがわかります。

玉子焼き以外の使い方は?


アミ

サイズ、かたちのバリエーションが多い
「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」は、
用途に合わせて選ぶのがおすすめ。
一番幅広い用途で使える「角」は、横幅が広いので大きな玉子焼きをつくれて
家族が多い場合や卵に野菜などを混ぜ込んで
玉子焼きをつくるのにもおすすめです。
深さもしっかりあるのでだし巻き卵にも最適ですね。
玉子焼き以外にも、私はハンバーグや餃子、
ちょっとグリルしたいときなど他の料理でも愛用しています。
ハンバーグ2個程度が焼けて、ミニフライパンとしても使えるんです。
玉子焼き器の先に角度があるから、
ターナーなどの調理器具を差し込みやすいのも便利です。

シュリ

小さな「角 小」は家族が少ない場合や、
お弁当用につくるのに特によさそうですね。
ウィンナーなど、その他のお弁当の具材を焼く分には問題ありませんが
他の料理にも使いたい場合は小さすぎるので、「角」の方がおすすめです。

▲「玉子焼き用フライパン 丸(アンバイ/ambai)」は、玉子焼きをつくるだけではなく、
野菜をグリルしたり、ミニフライパンとしても重宝します。

カメ

少数派かもしれませんが、
丸いフライパンで玉子焼きをつくりたい人は「丸」を選ぶといいですね。
小さく気軽に使えるサイズ感で、
深さもあるので余った野菜で炒め物やホットケーキなど
卵料理以外にも活躍してくれそうです。

▲「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」もグリル全般で使用可能です。

シュリ

「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」もグリル全般で使えますが、
私は玉子焼き専用として使っています。
購入して最初の頃、お弁当用にウィンナーを焼いてみたところ、
玉子焼き器全体が茶色くなってしまい、
色が気になってそこから玉子焼き専用に。
もしかしたら油慣らしの油が足りなかったのかもしれませんが、
表面の錫がはがれてしまうため、鉄に比べてゴシゴシ洗えないので
他の食材をグリルするのは控えています。

カメ

私も玉子焼き専用として使っています。
同じ卵料理ですが、「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」は
薄くて、かたちが整った錦糸卵をつくることができます。
フライパンでつくるより、色合いもきれいに仕上がって、
卵料理にはやっぱり欠かせないですね。

お手入れについて


シュリ

玉子焼き器のお手入れについて気になるのは、鉄や銅の取り扱い。
みなさんどのようにお手入れしていますか。

▲「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」は柄が真っ直ぐなので、
吊り下げて収納するのに便利です

アミ

「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」など
鉄製のいいところはタワシでガシガシ洗えるところ。
洗剤はせっかく油慣らしした油がとれてしまうので使えませんが、
タワシではなく、スポンジを使う場合は水洗いで汚れを落とせます。
表面のファイバーライン加工のおかげで油馴染みもいいので、
玉子がくっつかず、気持ちよく使えています。
洗い終わった後も、柄が真っ直ぐで吊り下げやすくて
しっかり乾かせるので、錆びつく心配もありません。

シュリ

「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」は、
内側はタワシ、クレンザーなどを使うと錫がはがれてしまいます。
洗剤は使わず、スポンジで水洗いしましょう。
水洗い後は、その都度油慣らしをする必要があるので忘れないようにしましょう。

カメ

普段のお手入れはもちろんですが、
購入したてにする油慣らしが大切です。
最初の油慣らしがうまくいかないと、
玉子がくっついてしまったり、気持ちよく使えません。

シュリ

確かに私は一番初めの油慣らしがうまくいかなくて、
最初のころは玉子がくっついてしまっていました。
今では油が少なかったのかな、と思っています。

カメ

私は油を十分に使って油慣らしをしたので、
最初のほうがくっつかず、玉子のはがれもよかったです。
その後は回数を重ねるごとに油が薄くなっていったので、
折を見て、油を追加して使っていました。
油慣らしについては、どちらのメーカーも説明書に
詳しくやり方が書かれているので、そちらをご覧ください。

▲新品の「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」。

▲カメさんが約5年使った「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」。

アミ

鉄製なので「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」は
それほどではありませんが、
銅製の「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」の経年変化はどうでしょう。

カメ

私は購入して約5年経ちましたが
購入当初より銅部分が飴色になりました。
いい具合に使用感が出て、気に入っています。
経年変化が楽しめるのは、銅製の魅力の一つですね。

玉子焼き器の違いをまとめてみました

アミ

「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」は、
鉄の熱伝導性や保温力のおかげでふっくら、
他の玉子焼き器に比べて香ばしく焼きあがります。
サイズ・かたちのバリエーションも豊富で、
「角」なら 卵料理以外にもハンバーグや餃子を焼いたり、
ちょっとしたグリル料理に最適。
小さな「角 小」は家族が少なかったり、お弁当用に少量つくりたいときに。
丸で玉子焼きをつくりたい場合は「丸」を選ぶのがおすすめ。
他にも深さがあるのでミニフライパンとして重宝できそうです。

シュリ

「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」はどのサイズ、かたちにも
表面にファイバーライン加工が施されているおかげで油馴染みがよく、
玉子もはがれやすいのでストレスなく調理できます。
使い終わった後も、
タワシやスポンジで水洗いすることで汚れもしっかり落とせます。
柄が真っ直ぐで、吊るして収納しやすいのも便利です。
「玉子焼き用フライパン(アンバイ/ambai)」は
お手入れに自信がなかったり、他の料理にも幅広く使いたい人におすすめです。

カメ

「銅玉子焼き器(中村銅器製作所)」は、
まるでお店のような玉子焼きをつくることができます。
銅の熱伝導率のよさのおかげで焼き上がりも早く、
均等に熱が行き渡るから、玉子焼きに焼き目もきれいに仕上がります。
厚めの銅板による保温性もあって、食べるとふっくらしっとりしています。
玉子焼き器は角が立った長方形なので、つくる玉子焼きもきれいな長方形に。
錦糸卵なんかも上手につくれます。
水洗いをするとその都度油慣らしをする必要があるので
忘れないようにしたいですね。
玉子焼きに深いこだわりがある人におすすめです。





  • 玉子焼き用フライパン (アンバイ/ambai)

    材質:
    鉄(ファイバーライン加工)
    表面 透明シリコン樹脂塗膜
    柄 ステンレススチール、チーク材(オイル仕上げ)

    サイズ:
    角 W148×D350×H73mm/
    本体内寸 約W140×D160×H32mm
    角 小 W98×D310×H72mm/
    本体内寸 約W80×D130×H30mm
    丸 W180×D338×H82mm/
    本体内寸 約φ135(底面)×H40mm

    容量:
    角 約845ml(満水)/約592ml(7分目)
    角 小 約380ml(満水)/約266ml(7分目)
    丸 約840ml(満水)/約588ml(7分目)

    重量:
    角 約625g
    角 小 約385g
    丸 約450g

    備考:
    直火 ○ IH ○ 電子レンジ ×
    オーブン × 食器洗浄機 ×

    【特徴】
    ・玉子焼きはふっくら香ばしい仕上がりに
    ・ファイバーライン加工のおかげで油馴染みがよく、
    玉子がはがれやすい
    ・「角」は玉子焼きだけではなく、
    ハンバーグや餃子などグリル料理にも使える
    ・「角 小」は家族が少人数だったり、
    お弁当用に少量つくる場合に便利
    ・「丸」はしっかり深さもあって
    ミニフライパンとしても重宝する
    ・柄が真っ直ぐで、吊り下げて収納しやすい
    ・タワシやスポンジで水洗いをすれば
    しっかり汚れを落とせる

    【価格(税抜)】
    角 5,000円
    角 小 4,300円
    丸 4,500円

    詳しくはこちら
  • 銅玉子焼き器(中村銅器製作所)

    材質:
    銅(錫焼き付け)

    サイズ:
    約W320×D125×H150mm
    本体内寸 約W165×D125×H30mm

    容量:
    約600ml(満水)/約420ml(7分目)
    重量:
    約610g

    備考:
    直火 ○ IH × 電子レンジ ×
    オーブン × 食器洗浄機 ×

    【特徴】
    ・玉子焼きはふっくらしっとりとした仕上がりに
    ・角が立っているおかげで
    きれいな長方形の玉子焼きがつくれ、
    薄く、均一な錦糸卵もつくりやすい
    ・銅の経年変化が楽しめる

    【価格(税抜)】
    8,000円

    詳しくはこちら
ご利用ガイド