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玉縁鉢 (佐藤大寿)
400年の伝統を誇る、福島県会津美里町(旧会津本郷町)に根づく「会津本郷焼」。
今も多くの窯元が並ぶこの町に、窯屋として誕生した「樹ノ音(きのおと)工房」。
佐藤大寿(だいじゅ)さんの「玉縁鉢(たまぶちばち)」は、
あたたかみがあり、普段づかいにもぴったりの器。
色は、地元本郷の山から採れた土を混ぜ込んだ「飴釉」と
ストーブの薪として使っている楢の木の灰を使用した「灰釉」の2色。
丸い縁を伝って流れる「飴釉」のつくる濃淡や、「灰釉」の中に含まれる多様な色が、
一言では表すことのできない、複雑な表情を生み出します。
本体の側面の3分の2以上は、釉薬で覆われていますが、
高台とその周りだけ、釉薬がかかっていないため、
素地の感触が指先に直に伝わります。
かたちは、広い口とたっぷりとした深さで、どっしりと安定感があり、
丸みを帯びた側面に、ぽってりと厚みのある丸い縁取りが加わり、
なんとも愛らしい仕上がりに。
大きめサイズなので、メインのおかず用として使うのがおすすめ。
煮物料理や炒め物はもちろん、色鮮やかなサラダにも。
また、深さがあるので、麺類などの汁物にも使えるのがうれしいところ。
「どんな料理でものせてごらん」と
料理初心者の背中をも押してくれそうな、懐の深さを感じさせる逸品。
迷ったら、まずはのせてみたらいいのです。
きっと、どんな料理でも似合うから。
毎日の食卓で、活躍してくれること間違いなしの器です。
バリエーション&商品詳細
クリックで拡大画像をご覧いただけます。
- 材質
- 陶器
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 約φ215×H85mm
※サイズは1cm前後の個体差がある場合があります。 - 容量
- 約1,630ml(満水)/約1,304ml(8分目) ※容量の計測方法について※容量には、かなりのバラつきがあります。
上記で示している容量とだいぶ異なる個体もあります。
あくまで容量の傾向を見るための参考としてご覧ください。 - 重量
- 約865g
※重さには、かなりのバラつきがあります。
上記で示している重さとだいぶ異なる個体もあります。
あくまで重さの傾向を見るための参考としてご覧ください。 - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
佐藤大寿さんについて
2001年に福島県の会津美里町瀬戸町にて、
妻であり陶芸家であるサトウアカネさんと2人で、
会津本郷焼の窯元「樹ノ音(きのおと)工房」を始めた佐藤大寿さん。
東北最古の焼き物の地と言われる会津美里町。
もともと、陶器も磁器もどちらも焼かれていたという産地としては珍しい会津本郷焼では、
今も一言でまとめてしまうのは難しいほど、個性あふれる焼きものが13の窯元から生まれています。
この地で窯元を代々営む家に生まれ、
大学では中国の南宋官窯の青磁を研究し、
卒業後は家業を手伝いながら、ご自身の青磁の作品づくりも行なっていたそう。
転機が訪れたのは2011年3月。
東日本大震災により未曾有の被害を受けた福島県。
会津地方にも、沿岸部よりたくさんの方が避難し、
悲しみや被害の状態を目の当たりにして、1年以上陶芸家としての仕事を考えさせられたそうです。
そんな中、出会った民藝の世界に感銘を受け、
土地に根づいたものをつくらなければ、と方向が定まったのだとか。
それからは、土地に根づいた土、そして釉薬を使い、
伝統技術を次世代までつなげていくことを目指して作陶を続けています。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 取扱説明書やブランド紹介などは同梱されておりません。予めご了承ください。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。