九十九里のスガハラ工房案内
「Sghr スガハラ」のガラス工房のある千葉県九十九里町は、
温暖な気候と水と緑に恵まれた自然豊かな場所。
昔から、作家や学者などたくさんの著名人が訪れていました。
のびのびとした土地柄と自生していた桜を気に入った先代が、この地への移転を決めました。
移転とともにさらに桜の木を増やし、今では立派な大木が並木となり、春には満開の桜が楽しめるのだとか。
ガラス工房では、工房見学やガラス制作体験ができ、さらに直営ショップやカフェも併設。
緑が気持ちよい敷地内で、1日ゆっくり過ごしながら、
スガハラのガラスの魅力を存分に味わうことができるのです。
初心者でも参加できる、ガラスの体験教室を開催しています。
しかも、場所は実際に職人さんが作業をしているガラス工房内。
のばして制作するコースの他、吹きガラスも体験できます。
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まったくの初心者には「のばしコース」がおすすめ。コップや鉢といった立体的なものや、色つきのものなど、いろいろなものがつくれます。
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ガラスを伸ばしてお皿を制作中。1200度のガラスは、目をまともに開けていられない熱さ。そして、飴のようにやわらかいガラスの感触が新鮮でした。
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真っ赤でやわらかかったガラスは、あっという間に固く透明に。ガラス制作が秒単位、そしてその中で正確さが求められる非常に難しい作業であることを痛感。
器は、それ自体で見ているよりも、使ってみるとさらに魅力が増すもの。
敷地内に併設された「Sghr Café(エスジーエイチアールカフェ)」では、器はすべてスガハラのもの。
飲み物や料理との組み合わせや使い勝手を、実際に試すことができるのです。
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落ち着いた雰囲気のカフェ店内。器だけでなく、天井から下がる照明も「スガハラ」のガラス製というこだわり様。
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メニューのひとつ「ピーナツバター、野菜とツナのオープンサンド」。ガラスのお皿にサンドイッチという組み合わせが、涼しげです。
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器だけのときよりも、食べ物がのると、また違ったガラスの魅力が見えてきます。季節のデザートも、器との相性を考えてつくられています。
各地にあるスガハラのショップの中でも、約4000点というスガハラのほぼ全商品を扱っているのはここだけ。
スガハラの商品を実際に目で見て手にとれるというだけでなく、
さまざまなかたち、用途のガラスから、ガラスの可能性を感じてわくわくする圧巻の商品数です。
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工房のすぐ横がショップに。ここでしか扱っていない特別な商品もあります。工房見学や体験教室の受付もここで。
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ショップ内。商品数の多さは圧巻。それぞれ特色が違い、「スガハラ」の技術と発想力の豊かさを感じます。
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カフェで使われていた鉢も発見。実際に使って、いいと思ったらすぐに購入できるのはうれしいところ。
Sghr スガハラ ガラス工房
〒283-0112 千葉県山武郡九十九里町藤下797TEL:0475-76-3551
<ガラス制作体験教室>
平日 「吹きコース」10:00/11:00 「伸ばしコース」10:30/11:30
土・日・祝 「吹きコース」10:00/11:00 「伸ばしコース」9:30/10:30/11:30
※定員あり、要予約。
<スガハラファクトリーショップ>
営業時間:9時~18時 年末年始以外年中無休
<Sghr Cafe(エスジーエイチアール カフェ)>
営業時間:10時~18時(LO:17時半) 年末年始以外年中無休/不定休有り