商品担当のあれこれ日記
2023年12月公開
title:つくり手を訪ねる旅―東北 後編―
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10月の3連休に訪ねた東北の旅、後編です。
前編では「小久慈焼」と「八幡馬」を訪問した様子をご紹介しました。
「つくり手を訪ねる旅―東北 前編―」はこちらをご覧ください。
この後編では、盛岡で開催されたクラフトフェアの様子をご紹介します。
作家自らがブースに立ち、直接商品を購入できるクラフトフェアは、
たくさんのつくり手と出会うイベント。
新しい出会いを楽しみに、
全国各地で開催されているクラフトフェアにはたびたび訪れます。
また新しい出会いだけでなく、
cotogotoでお取り扱いしている作家さんに再会できるのも楽しみの一つ。
今回も「髙橋エプロン計画室」や
「かご・ざる展」でお世話になった後藤洋司さんにお会いできました。
このときに出品されていた亀田縞のシリーズは、
当店でも販売をすることなりました。
商品のページはこちら。
一般のお客様も多く、ブースが盛り上がっている様子を見ると、
こちらまでうれしくなりました。
他のお客様がいるときは接客トークに耳を澄ませて、
こそっと勉強させていただきます。
クラフトフェアは一般の方でもつくり手の方と直接お話しできる機会で、
熱心にお話を聞かれる方が多く、
来場されている方の道具への愛をたくさん感じました。
その他にも、気になるつくり手さんがたくさん……
彫金・鍛金の技法でつくられた真鍮などの道具。
手の跡を感じられる、美しい佇まいです。
昨年のクラフトフェアで出会って、個人的にも愛用している木工作家さん。
指をさしているのは、同行した姉妹店のバイヤー。
今後のお取引について話が進みます。
こちらの陶器のお皿に見えるものは、なんと革でできたトレイ。
他にも財布やバッグをつくられている素敵な方でした。
大人気でなかなか入れなかったブースも。
作品の並べ方も、作家ごとに違う世界観が見られます。
気になったものは購入させていただきました。
素敵なものが多く、個人的にはお財布の紐を締めるのに必死なイベントでした。
クラフトフェアや手づくり市など、作家さんが集まるイベントは
各地で開催されています。
一般の方でもつくり手さんと実際にお会いできる楽しいイベントなので、
ぜひ皆様も遊びにいかれてみてはいかがでしょうか?
またこれをきっかけに、
新しいつくり手さんをご紹介できればと思っておりますので、
今後もお楽しみに。
■おまけ―盛岡の道草―
盛岡はニューヨーク・タイムズが「2023年に行くべき52ヵ所」の一つに選んだ、
世界的にも注目が集まっている土地です。
cotogotoでもおなじみの「釜定」もあります。
喫茶店で一休みすると、石川昌浩さんのコップが。
手仕事にもゆかりのある、素敵な土地でした。