鉢(郡司製陶所)
使う人によって呼び方が変わりそう。
「郡司(ぐんじ)製陶所」から届いた「鉢」は、
ボウルや麺鉢などさまざまな使い方ができそうです。
栃木県益子町、山のふもとに自宅兼工房を構える郡司製陶所は、
郡司庸久(つねひさ)さん、慶子さんご夫妻が営んでいます。
植物や動物に囲まれて生み出される郡司さんたちの器からは、
用途の広さも相まって、のびのびとしたやわらかな空気を感じます。
洋風の器を思わせる、低めの高台からななめ上に広がるかたち。
底面が広めで、少し重さがあるので安定感があります。
手に持つと感じるぽってりとした土や釉薬の感触。
使いやすいシンプルさと手仕事ならではの肌ざわり、
その両方を味わうことのできる器です。
カラーは4種類。
お米の色を思わせるぽってりとした印象の「白」。
べっこう飴のような透明感のある「薄あめ」。
絵本に出てくる器のように、素朴な雰囲気の「濃あめ」。
食材のさまざまな色味をシックにまとめる、こっくりとした「黒」。
サイズは、「4寸」と「6寸」の2種類。
「4寸」は、朝食ならヨーグルトとフルーツ、
夕食にはおひたしやサラダなどの副菜を盛りつけて、
夜のデザートにはナッツをトッピングしたアイスクリーム……と出番はひっきりなし。
「6寸」には、大きめに切った野菜とお肉の煮物、山盛りのポテトサラダなど、
みんなで取り分けるおかずを盛りつけたくなります。
1人分の丼ものにもいいサイズ。フォーなど、汁気のある麺類も似合います。
使う人やシチュエーション、盛りつけられる料理によって、
まるでカメレオンのように見え方を変える郡司製陶所の「鉢」。
変わらないのはどんな料理を盛りつけても
美味しそうに見せてくれるというところ。
これほど懐の深い器、使わない手はありません。
バリエーション&商品詳細
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- 材質
- 陶器
>> お手入れについてはこちら - サイズ
- 4寸:約φ120×H60mm
6寸:約φ180×H60mm - 重量
- 4寸:約195~250g
6寸:約355~440g
※重さはかなりのバラつきがあります。
上記で示している範囲内に全くおさまらない個体もあります。
あくまで参考としてご覧ください。 - 容量
- 4寸:約355ml(満水)/約284ml(8分目)
6寸:約770ml(満水)/約616ml(8分目) - 備考
- 直火:× IH:× 電子レンジ:× オーブン:× 食器洗浄機:×
郡司製陶所について
2015年から郡司庸久(つねひさ)さん、慶子さん夫婦が営む製陶所。
古くから焼きものの町として知られる栃木県益子町にあります。
山のふもとに構えた自宅兼工房で、庸久さんはろくろなどの成形、慶子さんは絵つけや彫り絵などの装飾を担当。
とはいえ、完全なる分業ではなく2人の仕事の境界線は重なり合ったり、入り組んだり。
作品をつくる際には、2人で話し合うこともあれば、関わるスタッフや作品を扱うお店の人に相談したりと、
自然体で流動的な作品づくりをしています。
実際に使ってみて、いいと思ったものだけを採用しているからか、郡司製陶所の器は、
すこぶる使い勝手のいいものばかり。
異なる土を使いながらも、思い描く色味を出すため、
釉薬の調合や窯温度の調整を行い、かたちと色の調和のとれた器にこだわっています。
そうして生まれたやわらかな雰囲気をまとった器は、和洋の別なく、どんな料理もおおらかに受けとめ、
使いはじめのその日から、ずっと昔から使っていたように食卓の風景に馴染みます。
時代や暮らしが変わってもこの器のよさは変わらないのだろうと思わせる、
芯の通ったものづくりをしています。
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ご購入の前に知っておいていただきたいこと
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- その他のご注意
>> 一つ一つ手づくりのため、色合いや釉薬の溜まり方、濃淡、大きさなどには個体差があります。手仕事ゆえの味わいとしてお楽しみください
>> 釉薬には、にじみ、ムラ、濃淡、凹凸、黒点、貫入(釉薬に入るヒビ)や傷のようなものなどが見られます。また釉薬の飛びや気泡による穴も見られることがあります。
>> 土や石の凹凸や、石が取れたことでできる小さな穴、引っかき傷のような跡が見られることがあります。また他にも製作中についた凹凸が見られることがあります。
>> 釉薬にツヤがあるので、使用していくうちに細かな傷が目立つ場合があります。
>> 底面にがたつきがある場合があります。
>> 取扱説明書やブランド紹介などは同梱されていません。予めご了承ください。
>> メーカーの品質基準をクリアしたもののみ販売しております。また、当店でもさらに検品を行った後に、お客様にお届けしております。