cotogotoスタッフの愛用品じまん
スタッフが日々愛用している道具への愛を、
独断と偏見を交えながらご紹介!
2019年8月公開
ミズキさんの愛用品
こんにちは、cotogotoのミズキです!
新連載「cotogotoスタッフの愛用品じまん」では、
我々スタッフがお気に入りの道具への偏愛っぷりを
恥ずかしげもなく公開しちゃいます。
初回担当の私ミズキは、とにかく調理道具が大好き!
とくに好きなのが、鍋。
素材によって熱伝導性や蓄熱性が異なったり、
同じ素材でも、厚みやかたちの違いで
沸騰までの時間や保温力が変わったり……。
つい、いろいろ試したくなって、
気づけばcotogotoで働きはじめてから4年で鍋が8つ増えました(笑)
▲「1人暮らしとは思えない!」とよく言われる、充実のゴチャゴチャキッチン。
なかでも気に入っているのが、今回ご紹介する「無水鍋」。
雑誌や本などで、料理家さんのキッチンで使い込まれた姿を見るたびに
憧れを募らせ、3年前に購入しました。
サイズは「24cm」。
1人暮らしなので、本当は「20cm」で十分だと思います。
でも私は、基本的に休みの日にまとめてつくりおきするタイプ。
何よりこの先も一生使いたい鍋だから「やっぱり大きい方がいいはず!」と
思い切って「24cm」を選びました。
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好きなところ その1
土鍋より好みのご飯が炊ける▲「無水鍋」で炊いたご飯は、抜群の美味しさ!鍋がとにかく熱くなるのと、蓋を開けたときの蒸気の量がすごいので、火傷には注意が必要です。(気をつけていたはずなのに、はじめて使ったときは火傷しました……。)
「無水鍋」を買ってから、ご飯は専ら「無水鍋」で炊いています。
それまでは土鍋を使っていましたが、
なぜだか「無水鍋」の方が美味しいご飯が炊ける気がするのです。
「無水鍋」で炊いたご飯は、お米の種類や水の量に関係なく、
お米一粒一粒がしっかり立っている気がして私好み。
元々、羽釜をヒントつくられたかたちであることを考えれば、
美味しいご飯が炊けることも納得です。
▲お米2合とサンマ2尾、パクチーをたっぷりのせた炊き込みご飯も「24cm」なら悠々。細長いさんまも、頭を落とせば収まりました。
「24cm」なら最大6.5合も炊けるから、
具だくさんの炊き込みご飯でも、吹きこぼれることなく安心です。
火にかけて沸騰したら「カタカタ」と蓋が鳴り、
火を弱めるタイミングも逃しません。
一つ難点なのは、お米のこびりつき。
はじめて「無水鍋」で炊いたときには、
あまりのお米のくっつき具合にびっくりしました。
しかし、それは蒸らし時間が短かったからのようで、
時間を調整することで改善!
今は15分ほど蒸らしています。
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好きなところ その2
素材の美味しさが詰まった無水調理ができる▲無水茹でしたとうもろこしは、水っぽさがなく、とっても甘くて絶品!
「無水鍋」というだけあって、本領を発揮するのが無水料理!
とくに私がよくつくるのが、ほうれんそうの無水茹でです。
濡れたままのほうれんそうを余熱した無水鍋に入れて、
蓋が「カタカタ」と鳴ったら30秒待って火を止めて1分。
旨味が水に逃げないから、ほうれんそうそのものの味が濃く、
シンプルに塩とごま油とあわせてナムルにすれば、
無限に食べられそうな美味しさ。
たっぷりのお湯を沸かす必要がないのも助かるんです。
ほうれんそうの他に、とうもろこしやブロッコリーなども無水茹で。
白菜と豚肉の重ね煮や筑前煮、肉じゃがなどの煮物も、
食材の水分を活かして調理できるから、旨味がぎゅっと濃縮。
「無水鍋」のおかげで、シンプルな味つけが増えたような気がします。
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好きなところ その3
料理の幅を広げてくれる▲おでんづくりにも大活躍。口が広く平たいかたちの鍋だから、下に沈んだ具が取り出せない……ということが少なく、満遍なく取りやすいのです。
煮る・炊く・蒸す・ゆでる・焼く・炒める・揚げる・オーブンとして使うの
8役がこなせる「無水鍋」。
我が家に「無水鍋」がやってきてから、
無水調理以外にも調理法や料理の選択肢がぐーんと広がりました!
蒸し鶏や蒸し野菜、蒸しパンなどの蒸し料理、おでんに焼きいも。
定番のカレーやシチューも「無水鍋」なら火の通りがはやく時短になります。
蓋もフライパンとして使えるので、
クリスマスにはまるごと魚を1尾使ったアクアパッツアをつくったことも。
持ち手が小さくすっきりしたかたちだから、
そのまま食卓に出すのにぴったりでした。
アルミの鍋はしっかり余熱をしないと、焦げついてしまうこともありますが、
タワシでごしごし洗えるのでお手入れも楽チンです。
本体も蓋も年中無休で大活躍してくれている、
我が家の台所に欠かせない存在。
私が持っているのはガス火のみ対応の旧タイプですが、
現在は仕様変更されてIHでも使えるようになり、
引越しなどで環境が変わっても使い続けやすくなりました。
いつか自分の子どもや孫にまで受け継げるよう、
大事に使い続けていきたいです。