牛味噌漬け | お弁当おかずリメイクレシピ | cotogoto コトゴト
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1品で3度美味しい!お弁当おかずリメイクレシピ

味噌と生姜の風味が食欲をそそる「牛味噌漬け」は、ごはんにぴったり。
味噌ダレに漬けることで肉がやわらかくなるので、お手頃な焼き肉用の肉でも大丈夫。
冷めてもパサつかないところも、お弁当のおかずにおすすめなのです。

野菜がたっぷり摂れる「韓国風ナムル」と、
つくる過程も楽しい「スモークビーフ」にリメイクします。

  • 基本のおかず

    1

    しっとりとやわらかい

    牛味噌漬け

    材料(1人分)

    牛肉(焼き肉用)…100g

    (A)
    味噌…大さじ1/2
    みりん…大さじ1/2
    生姜汁…小さじ1/2
    しょうゆ…小さじ1/2

    (野菜のオイル蒸し)
    しいたけ…1枚(15g)
    キャベツ…1/3枚(30g)
    サラダ油…小さじ1

    つくり方

    1.牛肉は合わせた(A)を揉み込んで10分ほど置きます。
    2.グリルパンにサラダ油を強めの中火で熱し、1の牛肉を両面に焼き色がつくまで1分ずつさっと焼きます。グリルパンは、波形の焼き面のおかげで、肉と鍋の設置面が少なく肉がしっとり焼き上がります。なければフライパンを使用してください。

    ※お好みで、野菜のオイル蒸しを添えると彩りがよくなります。5mm幅にそぎ切りしたしいたけ、一口大に切ったキャベツを耐熱ボウルに入れ、サラダ油小さじ1/2をまぶし、ラップをして電子レンジ(600W)で1分半加熱します。



  • リメイクおかず

    1

    野菜と肉の好バランス

    韓国風ナムル

    材料(1人分)

    「牛味噌漬け」…1人分
    豆もやし…30g
    にんじん…30g
    ほうれん草…50g

    (A)×3
    ※それぞれの野菜ごとの分量
    ごま油…小さじ1/2
    塩、胡椒…少々
    にんにく(すりおろし)…少々

    白すりごま…小さじ1

    つくり方

    1.「牛味噌漬け」とにんじんは細切りにします。
    2.豆もやしとにんじんは、それぞれ別に茹で、熱いうちに(A)で和えます。ほうれん草は、束のまま茹でた後水に取り、水気を絞って5cmの長さに切ってから(A)で和えます。
    3.1と2を向きを揃えてお弁当箱に詰め、最後に白すりごまをふりかけます。

  • リメイクおかず

    1

    香ばしい風味でおつまみにもおすすめ

    スモークビーフ

    材料(1人分)

    「牛味噌漬け」…1人分
    うずらの茹で卵…2~3個
    かまぼこ…4切れ(40g)

    木のチップ…大さじ2(10g)
    ※チップの木の種類でスモークの香りが異なります。今回はマイルドな桜を使用。ヒッコリー、くるみ、りんごなどの木のチップも可。ホームセンターなどで手に入ります。

    つくり方

    1.中華鍋にアルミホイルを敷き、チップを入れて網(金属製のざるでも可)をのせます。食材をのせて蓋をし、強火に1~2分かけます。
    2.煙が見えてきたら弱火にして10分ほど燻製にし、火を止めて粗熱を取ります。

     
美味しい食べ合わせ

プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。

ねぎ柿巻き


ねぎ柿巻き

熊本の伝統野菜で小ねぎの一種である「ひともじ」を使った郷土料理「ひともじのぐるぐる」を、細ねぎと干し柿でアレンジ。ねぎの香りと干し柿のやさしい甘味に酢味噌がアクセントになっています。ねぎ特有の香り成分には、血行をよくする働きがあり、寒い季節や冷え症の人におすすめ。殺菌作用も期待できます。

材料(5個分)

細ねぎ(青ねぎ・小ねぎ)
…10本(30g)
干し柿…小1個(25g)

(酢味噌)
酢…小さじ1と1/2
マヨネーズ…小さじ1
砂糖…小さじ1/3
練り辛子…少々

つくり方

1.細ねぎは根を切り落とし、さっと茹でてざるに上げます。干し柿は縦に5等分に切ります。
2.細ねぎを干し柿に沿わせて縦に一巻きしたら、干し柿の中央辺りまで細ねぎを折り返し、横にぐるぐると巻きつけます。巻き終わりを結び込みます。
3.お弁当に詰めて、酢味噌をかけます。


ポイント!
細ねぎを干し柿に縦に一巻きしたら、同じ向きに折り返します。そうすると、中央で巻くときに崩れにくく、見た目もきれいに巻くことができます。



炒めなます


炒めなます

なますは本来生の食材を酢和えにしたものですが、今回は油で炒めて「炒めなます」に。金時人参は、お正月を過ぎると値段が下がり手にしやすくなります。赤色が強く、髪や皮膚、粘膜を保護する働きのあるカロテンが豊富。油との相性がいいので、炒め物にすると効率よく吸収できます。火通りがよく、さっと炒める程度でいいのも便利です。

材料(1人分)

かぶ…1/2個(40g)
金時人参…20g
黄パプリカ…1/4個(20g)

(A)
酢…大さじ1
砂糖…大さじ1/2
塩…一つまみ

サラダ油…小さじ1

つくり方

1.かぶと金時人参は皮つきのまま4~5mm幅のいちょう切りにします。パプリカは乱切りにします。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、1を炒めます。
3.全体が馴染んだら、合わせた(A)を加え、汁気がなくなるまで炒めます。

使ったお弁当箱

積層弁当箱 二段 赤
(公長齋小菅)

積み重なった竹の模様が清々しい二段弁当箱。角がきちっと立った箱形は上品で大人の雰囲気です。二段あると、おかずがたくさんあるときなど、ゆったり余裕をもって詰めることができます。

みないきぬこさん

料理家

女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や「かんたん、なのに満足!スープでごはん」(池田書店)、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。
みないきぬこさん
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