1品で3度美味しい!お弁当おかずリメイクレシピ

初夏は、瑞々しくやわらかい新ごぼうの季節。
そのやわらかさを生かし、
食べ応えのある丸太状のまま揚げて「揚げごぼう」に。
片栗粉をまぶして揚げるシンプルなおかずですが、
こりこりとした食感とごぼうの香りを存分に味わえます。

「揚げごぼう」に一手間加えて別のおかずへと変身させる「リメイクレシピ」は、
ふわふわの卵とごぼうの触感のコントラストが後を引く「ご巻き焼き」と、
「揚げごぼう」の香ばしさと歯ごたえでボリュームのある「揚げごぼうサンド」です。

  • 基本のおかず

    1

    ごぼうの風味を丸ごといただく

    揚げごぼう

    材料(1人分)

    ごぼう…長さ30cm分(60~70g)

    (A)
    出汁…1/4カップ
    薄口しょうゆ…小さじ1
    みりん…小さじ1

    片栗粉…大さじ1/2
    揚げ油…適量
    すだち…適宜

    つくり方

    1.ごぼうは包丁の背でこそげながら洗います。麺棒などで叩き、5cmの長さに切ったら、水に5分ほどはなします。
    2.1の水気を切って耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で1分加熱します。熱いうちに(A)に漬けて20分ほど置きます。
    3.2の汁気を切って片栗粉をまぶします。
    4.フライパンに油を2cmほど入れて中火で熱し、3を衣がカリッとするまで2~3分揚げます。お好みですだちを添えます。

  • リメイクおかず

    1

    甘めの卵をごぼうが引き締める

    ご巻き焼き

    材料(つくりやすい分量)

    「揚げごぼう」…1/2人分(3本)
    卵…3個

    (A)
    出汁…大さじ2~3
    砂糖…大さじ1
    塩…一つまみ
    サラダ油…適量

    つくり方

    1.ボウルに卵を割りほぐし、(A)を加えて混ぜます。ごぼうを並べて卵焼き器やフライパンの幅に収まらない場合は、切って長さを調整します。
    2.卵焼き器などにサラダ油を中火で熱し、1の卵液の1/4量を流し入れ、全体を混ぜます。表面が固まってきたら、卵の奥側に「揚げごぼう」を並べ、手前に向かって巻いていきます。
    3.2を卵焼き器の奥にスライドさせ、再度玉子焼き器にサラダ油をしき、2と同じく卵液の1/4量を薄く流し入れます。2の下にも卵液がいくように箸などで2を持ち上げながら流し入れ、気泡を潰しながら表面まで固まってきたら奥から手前に巻きます。卵液がなくなるまで繰り返します。
    4.取り出して粗熱を取り、食べやすい大きさに切り分けます。粗熱を取る際、巻きすで巻いてかたちを整えると、きれいなかたちに仕上がります。

  • リメイクおかず

    1

    食感もコクも食べ応え抜群

    揚げごぼうサンド

    材料(1人分)

    「揚げごぼう」…1人分(6本)
    バゲット…長さ20cm程度
    クリームチーズ…50g
    アンチョビ…10g

    (A) マヨネーズ…小さじ1
    にんにく(すりおろし)…少々
    青のり…少々

    レタス…2枚
    練りからし…適量

    つくり方

    1.クリームチーズを常温に戻します。レタスは洗って水気を切ります。アンチョビはみじん切りにします。
    2.ボウルにクリームチーズ、アンチョビ、(A)を入れて混ぜます。
    3.バゲットに切れ目を入れ、練りからしと2を塗り、レタス、揚げごぼうをサンドし、ラップに包んで10分ほど置いて馴染ませます。
    4.食べやすく切り分けます。ラップで包んだまま切ると、断面がきれいに仕上がります。

     
美味しい食べ合わせ

プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。

そら豆とえびの中華炒め


そら豆と海老の中華炒め

茹でて皮を剥いたそら豆とむきえび、溶き卵を炒めた中華風の副菜。基本のおかずが野菜なので、たんぱく質が摂れるよう副菜で調整します。動物性たんぱく質であるえびに加え、そら豆は植物製たんぱく質を多く含みます。カリウムも豊富で、塩分を排出する働きがあるため、高血圧予防も期待できます。

材料(1人分)

むきえび…3~4尾(40g)
そら豆…4~5粒(20g)
卵…1個

(A)
中華スープの素…小さじ1/4
片栗粉…小さじ1/4
塩、胡椒…各少々

サラダ油…小さじ2

つくり方

1.そら豆は茹でてザルに上げ、粗熱が取れたら皮を剥きます。(A)は、大さじ2のお湯(分量外)で溶いておきます。
2.卵はボウルに割りほぐします。フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、卵を炒めてスクランブルエッグにして取り出しておきます。
3.2のフライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、えび、1のそら豆を加えて炒めます。2の卵を戻し入れ、(A)を回し入れて炒め合わせます。



たけのこの梅おかか和え


たけのこの梅おかか和え

茹でたたけのことにんじんを、叩いた梅、マヨネーズ、しょうゆ、かつお節で和えた副菜。たけのこのほのかな苦みと梅の酸味がお弁当のアクセントに。箸休めにぴったりな一品です。たけのこは、食物繊維が豊富。便秘解消から食べ過ぎや血糖値の上昇防止まで、一役も二役も買ってくれます。

材料(つくりやすい分量)

ゆでたけのこ…60g
にんじん…20g
梅干し…小1個

(A)
マヨネーズ…小さじ1
しょうゆ…小さじ1/2

かつお節…ひとつまみ

つくり方

1.たけのこ、にんじんは5mm幅のいちょう切りにします。鍋に湯を沸かし、にんじんを入れて5分ほど茹でてザルに上げます。
2.梅干しは、種をよけてたたきます。
3.ボウルに1、2、(A)、かつお節を入れて和えます。

使ったお弁当箱

GEL-COOL SG ベリーブルー
(三好製作所)

保冷剤と蓋が一体化したお弁当箱。蓋を冷凍庫で一晩冷やして使うと、保冷剤をつけたのと同じ効果に。蓋を外せば電子レンジにもかけられるので、冷から温までお弁当の温度管理はばっちり。気温が上がるこれからの季節に重宝します。

みないきぬこさん

料理家

女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や「かんたん、なのに満足!スープでごはん」(池田書店)、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。
みないきぬこさん
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