管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ 2019 寒露

管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ


二十四節気 寒露 イメージ

2019年10月公開

平年より気温の高い日が続きますが、
二十四節気の「寒露(かんろ)」当日は、少し肌寒いお天気ですね。
本格的に農作物の収穫がはじまり、農家が多忙を極めるのもこの頃。
素材の味を生かした旬の料理を楽しみましょう。


>> 二十四節気「寒露」について詳しくはこちら

寒露の献立

ごぼうのサクサク揚げ

調理時間:20分
129kcal(1人分)

秋から冬にかけて多く出回る「ごぼう」を使ったおつまみレシピ。
ごぼうの生産量全国第1位の青森県の郷土料理です。
醤油やみりんと煮たごぼうの煮汁を衣にも加えることで、
ごぼうだけでなく、衣にも塩味や旨味が感じられます。
噛むごとにごぼうの旨味が口いっぱいに広がります。
七味を振りかければアクセントにもなり、
ピリ辛のごぼうに手が止まらなくなること間違いなしの一品です。
ビールなど晩酌のお供にどうぞ。

ごぼうのサクサク揚げ
材料:2人分

ごぼう…1/2本(150g)
揚げ油…適量
七味唐辛子…適量

(A)
醤油…大さじ2
みりん…大さじ1
砂糖…大さじ1
水…カップ1/2

(B)
薄力粉…大さじ3
片栗粉…大さじ3
ベーキングパウダー…小さじ1

水…大さじ2~3
煮汁…大さじ1と1/2

パセリ…適量

つくりかた
  • 1.

    レシピ つくりかた

    ごぼうは布巾などで軽くこすりながら流水で洗います。5cm程度の長さに切り、縦に6~8等分します。揚げあがった後もごぼうの風味が残るよう、水にはさらしません。

    【ポイント】
    ごぼうの皮には、香りや旨味が豊富に詰まっています。タワシで洗うと皮が削り取られてしまうので、布巾などで傷つけないようやさしく洗いましょう。

  • 2.

    レシピ つくりかた

    鍋に(A)、ごぼうを入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にし、やわらかくなるまで7~8分煮ます。火からおろし、冷めたところでごぼうと煮汁を取り分けます。

  • 3.

    レシピ つくりかた

    ボウルに(B)を入れよく混ぜたら、2のごぼうを入れて粉をまぶします。

  • 4.

    レシピ つくりかた

    3のボウルに煮汁と水を加えて全体を混ぜます。

    【ポイント】
    写真のように衣がごぼうにしっかり絡んでいる状態になるよう、材料に記載している水の分量で足りない場合は適宜調整してください。

  • 5.

    レシピ つくりかた

    200℃に熱した揚げ油に4を入れ、写真のように表面がカリッとするまで揚げます。器に盛り、七味唐辛子を振ってパセリを添えれば完成です。

栄養のまめ知識

*秋になると1日の寒暖差や台風などの低気圧の影響で自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを崩し、腸の働きに不調を感じることが増えてきます。天候不順によって体にストレスがかかり、それに抵抗しようとして交感神経が活発化します。交感神経が優位になると、反対に副交感神経は鈍るため、副交感神経の動きと連動している腸の動きは鈍くなり、それが便秘などの不調に繋がってしまいます。最近では便秘が解消されると副交感神経の動きもよくなり、自律神経のバランスが整っていくことがわかってきています。
そんな便秘の解消に、「ごぼう」は強い味方。ごぼうの「食物繊維」は1/2本(150g)中8.7g含まれていて、野菜の中では群を抜いて豊富です。皮にもたくさん含まれるのでやさしく洗って、皮をむきすぎないようにしましょう。

*「ごぼう」は持つとズシリと重く、皮に張りがあってひげ根が均等な間隔で並んでいるものを選びましょう。乾燥しやすいので、泥つきのまま新聞紙に包んで冷暗所に置いておけば2ヵ月程度長期保存できます。洗ったものはキッチンペーパーに包み、さらにポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。1週間を目安に使い切りましょう。

美才治 真澄(びさいじ ますみ)
管理栄養士 / フードコーディネーター

香川栄養専門学校(女子栄養大学短期大学部)卒業後、管理栄養士・荒牧麻子氏に師事。のちブラジル・バイーアへ料理留学。帰国後ヴィーガンカフェ “Cafe Eight”のフードディレクターとしてケータリング・商品開発の企画運営に携わる。 現在はフリーランスとして、企業、メディアに向けたメニュー提案及び調理&スタイリング、栄養相談、料理教室、オーダーメイドケータリングなどを中心に活動中。女子栄養大学生涯学習講師。
著書に「満たされスープ」(世界文化社)、「かわいい!カラフルお弁当」(女子栄養大学出版部)。監修を手がけたものに「ギャル曽根流 大食いHAPPYダイエット」「世田谷農家に教えてもらう本当においしい野菜の食べ方」(ともにマガジンハウス)ほか。「ELLE a table」「VOGUE」「anan」「Hanako」「Tarzan」など各誌でも活躍中。ちなみに「トルコトラベルブック」(東京地図出版)は、cotogoto店長・涌井との共著本。

HP:http://bisaijimasumi.com/

美才治真澄 プロフィール

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