管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ 2019 夏至

管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ


二十四節気 夏至 イメージ

2019年6月公開

二十四節気は、一年の中で最も昼が長い「夏至(げし)」を迎えました。
とはいっても、梅雨真っただ中で太陽の姿を見られる日は、そう多くはありませんが、
代わりにあじさいが大輪の花を咲かせ、目を楽しませてくれます。
雨が降っても、あじさいの花や葉から雨粒がすべり落ちる姿もまたいいものです。
しとしとと雨を降らす、短い梅雨を静かに楽しみましょう。


>> 二十四節気「夏至」について詳しくはこちら

夏至の献立

イカメンチ

調理時間:20分
238kcal(1人分)

今回は、旬のイカを使ってつくる
青森県津軽の郷土料理「イカメンチ」をご紹介。
本来は、余ったゲソを活用するために生まれたこのレシピ。
しかし、ゲソだけを使用すると、2人前で3杯ほどのイカが必要になるため、
今回はイカの身も一緒に使用して、
1杯でつくれるレシピにアレンジしています。
プチプチとしたゲソの食感が楽しく、
青じそを巻くことで最後まで飽きずにさっぱりといただけます。
ビールと合わせて、おつまみにおすすめな一品です。

イカメンチ
材料:2人分

スルメイカ…1杯(200g)
玉ねぎ…1/4個(50g)
生姜…親指大1本(10g)
青じそ…16枚
溶き卵…1/2個分
小麦粉…大さじ3
砂糖…小さじ1
塩…小さじ1/3
揚げ油…適量


つくりかた
  • 1.

    レシピ つくりかた

    イカは内臓を抜いて中を洗い、胴とエンペラ、ゲソを粗めのみじん切りにします。

  • 2.

    レシピ つくりかた

    玉ねぎ、生姜はみじん切りにし、青じそ8枚を一口大にちぎります。

  • 3.

    レシピ つくりかた

    ボウルに1、2、溶き卵、小麦粉、砂糖、塩を入れてよく混ぜ合わせます。

  • 4.

    レシピ つくりかた

    揚げ油を170℃に熱します。残りの青じそにスプーンですくった3を乗せて包み、油へ入れます。

    【ポイント】
    3の生地はゆるいので、手の上で青じそにのせて包み、そのまま油へ入れます。そうすることで生地が散らず、きれいに揚げることができます。

  • 5.

    レシピ つくりかた

    写真のようなきつね色になるまで揚げたら完成です。

栄養のまめ知識

*「スルメイカ」はイカの中でも「たんぱく質」や「ビタミンE」が多く含まれます。「ビタミンE」には、免疫機能を高め、体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退する働きがあります。しっかり摂って疲れがたまりやすい季節を乗り切れる強い体づくりを目指しましょう。今回のレシピだと、揚げ油をビタミンEを多く含む「紅花油」や「ひまわり油」にするとより多く摂取することができます。

*梅雨から夏にかけての時季は、生の魚やイカ、貝などの魚介類が原因の「腸炎ビブリオ」による食中毒が多くなります。腸炎ビブリオは、海水中で増殖しますが、真水の中では生きていけません。また加熱に弱いという特徴もあります。
この時期イカを調理する際は、まず表面を水道水で洗い、内臓を抜いた後も十分に流水で洗ってから使うこと、加熱調理をすることが食中毒を防ぐポイントになります。使った後の包丁やまな板は洗剤を使って十分に洗い、熱湯をかけて消毒するようにしましょう。

*「スルメイカ」は褐色で透明感があり、胴が締まっているものが新鮮です。古くなるにつれてハリがなく、透明感が消え白っぽくなります。また、目を見て濁っていたり窪んでいるものは避けてください。目が黒々と澄んでいるものを選びましょう。

美才治 真澄(びさいじ ますみ)
管理栄養士 / フードコーディネーター

香川栄養専門学校(女子栄養大学短期大学部)卒業後、管理栄養士・荒牧麻子氏に師事。のちブラジル・バイーアへ料理留学。帰国後ヴィーガンカフェ “Cafe Eight”のフードディレクターとしてケータリング・商品開発の企画運営に携わる。 現在はフリーランスとして、企業、メディアに向けたメニュー提案及び調理&スタイリング、栄養相談、料理教室、オーダーメイドケータリングなどを中心に活動中。女子栄養大学生涯学習講師。
著書に「満たされスープ」(世界文化社)、「かわいい!カラフルお弁当」(女子栄養大学出版部)。監修を手がけたものに「ギャル曽根流 大食いHAPPYダイエット」「世田谷農家に教えてもらう本当においしい野菜の食べ方」(ともにマガジンハウス)ほか。「ELLE a table」「VOGUE」「anan」「Hanako」「Tarzan」など各誌でも活躍中。ちなみに「トルコトラベルブック」(東京地図出版)は、cotogoto店長・涌井との共著本。

HP:http://bisaijimasumi.com/

美才治真澄 プロフィール

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