1品で3度美味しい!お弁当おかずリメイクレシピ

チキンのトマト煮

街中はクリスマスやお正月など華やかな雰囲気。
お弁当も、骨つき肉を使ったボリュームおかずでちょっと特別感を。
うま味の強い手羽中を縦半分にして食べやすいかたちにしたチキンスペアリブを
玉ねぎやマッシュルームと一緒にトマトで煮込みます。
ローズマリーの香りがアクセントになって、鶏肉のうま味を引き立ててくれます。

「チキンのトマト煮」に一手間加えて別のおかずへと変身させるリメイクレシピは、
骨つき肉にかぶりつく楽しさと香ばしい美味しさの「フライドチキン」と、
オーブンがなくてもできる「フライパンピザ」です。

  • 基本のおかず

    1

    こくとうま味をハーブがまとめる

    チキンのトマト煮

    材料(1人分)

    チキンスペアリブ
    …4~5本(100~120g)
    ※手羽中を骨に沿って2本に切り分けたものがチキンスペアリブ。

    (A)
    にんにく(すりおろし)…少々
    白ワイン…小さじ1
    塩・胡椒…各少々

    玉ねぎ…1/4個(50g)
    マッシュルーム…2個(20g)
    トマト…小1/2個(60g)
    ローズマリー…1本
    オリーブオイル…小さじ1

    (B)
    ケチャップ…大さじ1/2
    はちみつ…小さじ1/2
    塩・胡椒…各少々

    つくり方

    1.チキンスペアリブに(A)を揉み込んで10分ほど置きます。玉ねぎ、マッシュルームは薄切りにします。トマトは1cm角に切ります。
    2.鍋にオリーブオイルを中火で熱し、玉ねぎを炒めます。
    3.しんなりしたら手羽中を加えて炒め、トマト、マッシュルームも加えてさらに炒めます。

    4.水1/2カップを加え、沸騰したらアクを取ります。(B)、ローズマリーを加え、蓋をずらしてのせ、弱めの中火で汁気がなくなるまで15分ほど煮ます。


    手羽中

    ポイント!
    手羽中を縦半分に切ったものをチキンスペアリブと言います。チキンスペアリブの状態で売っていることもありますが、ない場合は、手羽中の2本の骨が平行に並んでいる間に包丁を入れ切り分けます。

  • リメイクおかず

    1

    衣がさくっと軽やかで香ばしい

    フライドチキン

    材料(1人分)

    「チキンのトマト煮」の鶏肉
    …4~5本
    小麦粉、片栗粉…各大さじ1/2
    揚げ油…適量

    つくり方

    1.ボウルに小麦粉、片栗粉を混ぜ合わせ、「チキンのトマト煮」の鶏肉にまぶします。
    2.フライパンに油を1cmほど入れて中火で熱し、1をかりっとするまでときどき転がしながら2~3分揚げます。

  • リメイクおかず

    1

    カリっともちっが両方味わえる

    フライパンピザ

    材料(1人分/1枚)

    「チキンのトマト煮」…1人分
    ピザ用チーズ…50g

    (ピザ生地/2枚分)
    強力粉…120g
    薄力粉…80g
    砂糖…大さじ1/2
    塩…大さじ1/4(4g)
    ドライイースト…1袋(3g)
    ぬるま湯(約30~40℃)
    …120~125ml

    オリーブオイル…小さじ1

    ※ピザ生地は24cmのフライパン2枚分できます。1枚は、フライパンで両面を焼いてから粗熱を取り、ラップに包んで冷凍保存に。2週間ほど保存可能です。

    つくり方

    1.ボウルに粉、塩を合わせます。ぬるま湯にドライイースト、砂糖を加えてよく溶かし、粉に加えてよく混ぜます。
    2.表面が滑らかになるまで10分ほどを目安にこねたらひとまとめにし、ボウルに入れてラップをして、あたたかいところ(30℃くらい)で40分ほど寝かせます。
    3.2倍ほどに膨らんだら、3ヵ所くらい軽く押してつぶし、2等分に切り分けます。それぞれ丸くして、ボウルに入れてラップをし、常温で10分ほど寝かせます。
    4.まな板などに打ち粉(強力粉分量外)をし、一つ一つ生地を直径24cmくらいまで丸く伸ばします。
    5.フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、4の生地の1枚を入れます。
    6.フライパンの縁から生地の下に水がいくように水大さじ2(分量外)を回し入れ、焼き色がつくまで蓋をして4~5分焼きます。裏返して「チキンのトマト煮」とピザ用チーズをのせ、チーズを散らして蓋をし、弱めの中火で5分ほど焼きます。裏面も焼き色がつき、チーズが溶けたら完成です。


    ポイント!
    発酵したピザ生地を2等分にしたら、切り口を内側にするように空気を抜きながら丸め、ラップをしてさらに10分寝かせます。一度つぶれた気泡が再び均一に膨らむと、きめの細かい生地に仕上がります。

     
美味しい食べ合わせ

プラスすると栄養面や味、食感、彩りなど、
ぐんとお弁当のバランスがよくなる副菜をご紹介。

ごぼう入りたらポテ


ごぼう入りたらポテ

旬のたらとささがきごぼうを加えたポテトサラダ。クリームチーズによりこくが増し、白ワインなどにも合う味わいです。ごぼうは食物繊維が豊富で、整腸効果や血糖値を改善する働きが。食べすぎやすい年末年始におすすめの食材です。

材料(1人分)

ごぼう…1/4本(20g)
じゃがいも…1/2個(60g)
たら…1/4切れ(20g)
クリームチーズ…1切れ(20g弱)

(A)
マヨネーズ…小さじ1
塩、ドライパセリ…各少々

つくり方

1.ごぼうはささがきにして冷水に5分ほど放します。鍋に湯を沸かし、5分ほど茹で、湯は残してごぼうだけ取り除きザルに上げます。
2.1の鍋で、たらを30秒ほど茹でてザルに上げます。あれば皮と骨を取り除きます。
3.じゃがいもは洗ってラップをし、電子レンジ(600W)で2分加熱します。粗熱が取れたら皮を剥き、ボウルに入れてマッシュします。1、2、クリームチーズ、(A)を加えてよく混ぜます。



ラディッシュとみかんのサラダ


ラディッシュとみかんのサラダ

ラディッシュ、ミニトマト、みかんをオリーブオイル、ビネガー、塩でマリネにします。ミニトマトやみかんが瑞々しく、口直しにぴったりの副菜です。赤紫、赤、オレンジと、暖色のグラデーションがお弁当を華やかに。ビタミンCが豊富なみかんは、免疫力を高め風邪予防に一役買ってくれます。

材料(1人分)

ラディッシュ…3個(40g)
ミニトマト…3個(30g)
みかん…3~4房(40g)

(A)
オリーブオイル…小さじ1
酢…小さじ1/2
塩…少々

つくり方

1.ラディッシュは茎を1cmほど残し、麺棒などで軽くたたいて割りほぐします。塩少々(分量外)をまぶして5分ほど置き、ペーパーで水気を拭きます。ミニトマトは半分に切ります。みかんは薄皮を剥きます。
2.ボウルに(A)を合わせ、1を加えて和えます。

使ったお弁当箱

アルミ弁当箱 深型S
(大一アルミニウム製作所)

マットな質感のアルミ製弁当箱。シンプルなかたちの長方形は、ごはんとおかずを好きなように配置できます。蓋にシリコンパッキンがついているから、「チキンのトマト煮」のように多少の汁気があるおかずにも安心です。

みないきぬこさん

料理家

女子栄養大学卒業後、料理研究家・枝元なほみさんのアシスタントを経て、2007年に独立。雑誌やテレビ、広告などで料理家・フードコーディネーターとして活躍する傍ら、ケータリングなどの活動や女子栄養大学で非常勤講師も務める。スパイスやハーブを上手に取り入れた家庭料理やおもてなし料理が人気。素材と素材の美味しい組み合わせを見つけるのが得意で、自由な発想による料理の幅の広さに定評がある。「はじめてのストウブ」(池田書店)や「かんたん、なのに満足!スープでごはん」(池田書店)、栄養の知識を活かした「大豆で美味しい毎日レシピ」(枻出版社)など著書多数。
みないきぬこさん
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