管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ 2019 春分

管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ


二十四節気 春分 イメージ

2019年3月公開

二十四節気の「春分(しゅんぶん)」は、
1948年に「自然を讃え、生物を慈しむ日」として、
国民の祝日として定められました。
そんなこの時季にふさわしく、そろそろ桜の開花を見られる地域がでてきそうですね。
これからあたたかい日が続くため、平年よりも早く桜を見ることができそうなんだとか。
しっかり感じられる春の雰囲気に、なんだかわくわくしてきます。
お花見や春のレジャーなど、予定を立てるのも楽しいですね。


>> 二十四節気「春分」について詳しくはこちら

春分の献立

鯛の日向飯

調理時間:15分
578kcal(1人分)

愛媛県の沿岸部各地につたわる郷土料理の「日向飯(ひゅうがめし)」。
鯛や鯵などの新鮮な魚をタレに漬け込み、
熱い白米にかけていただくどんぶり飯です。
今回は、摺った白ごまを加え、香ばしさやつぶつぶとした食感をプラス。
愛媛県では最後に、卵を落としますが、味が引き締まるよう
レシピでは白身を除き、黄身だけを落とします。
ごまの香りが食欲をそそり、醤油ベースのタレで味つけされた旬の鯛の刺身と
黄身とが混ざりあうことで、まろやかな味わいに。
15分程度で簡単につくれるので、忙しいときなどにおすすめのレシピです。


鯛の日向飯
材料:2人分

鯛刺身(サク)…160g
卵(黄身)…2個
白米…ご飯茶碗2杯分
(300〜400g)
白ごま…大さじ3
三つ葉(小口切り)…6本

(A)
みりん…大さじ2
醤油…大さじ1と1/2
酒…大さじ1

焼き海苔…1/4枚分
三つ葉…好みで適宜

つくりかた
  • 1.

    レシピ つくりかた

    小鍋に(A)を入れて中火にかけます。写真のように煮立って20秒ほどしたら火を止めて冷まします。

  • 2.

    レシピ つくりかた

    白ごまはフライパンに入れ、弱火で香りが立つまで乾煎りし、すり鉢で粗めに摺ります。

  • 3.

    レシピ つくりかた

    鯛の刺身はそぎ切りにします。

  • 4.

    レシピ つくりかた

    2のすり鉢に1を入れ、3、三つ葉を加えて全体を混ぜ、味が染み込むよう5分ほど置きます。

    【ポイント】
    すり鉢で調味料を混ぜ合わせることで、溝に入ってしまった白ごまも取れやすくなります。


  • 5.

    レシピ つくりかた

    器に白米を盛って4をのせます。卵黄を落とし、ちぎった焼き海苔と三つ葉を添えたら完成です。

    【ポイント】
    黄身を落とす際、あらかじめ黄身を落とす場所にくぼみをつくっておくと、流れず安定します。


栄養のまめ知識

*「鯛」は、“高タンパクで脂肪が少ない”白身魚の代表格。消化のよい食材なので離乳食期の赤ちゃんからお年寄りまで幅広く、また食欲不振時や病後の回復食にもおすすめです。
ほかにも「ビタミンB1」という栄養素が含まれています。暖かくなって活動が活発になるとエネルギーの消費が増えてきます。体内でエネルギーをつくるため「ビタミンB1」がたくさん使われますから、不足しないよう食事から補給しましょう。鯛は刺身で食べる他にも、やわらかい酸味と相性がいいので、甘夏やオレンジの果汁を使ってカルパッチョやセビーチェなどにしても美味しくいただけます。

*鯛の刺身は透明感と弾力があり、切り口のエッジがぼんやりしていないもの。血合いの色が濃くて鮮やかなものが新鮮です。全体的に白っぽくなっているものは鮮度が落ちているので避けましょう。

美才治 真澄(びさいじ ますみ)
管理栄養士 / フードコーディネーター

香川栄養専門学校(女子栄養大学短期大学部)卒業後、管理栄養士・荒牧麻子氏に師事。のちブラジル・バイーアへ料理留学。帰国後ヴィーガンカフェ “Cafe Eight”のフードディレクターとしてケータリング・商品開発の企画運営に携わる。 現在はフリーランスとして、企業、メディアに向けたメニュー提案及び調理&スタイリング、栄養相談、料理教室、オーダーメイドケータリングなどを中心に活動中。女子栄養大学生涯学習講師。
著書に「満たされスープ」(世界文化社)、「かわいい!カラフルお弁当」(女子栄養大学出版部)。監修を手がけたものに「ギャル曽根流 大食いHAPPYダイエット」「世田谷農家に教えてもらう本当においしい野菜の食べ方」(ともにマガジンハウス)ほか。「ELLE a table」「VOGUE」「anan」「Hanako」「Tarzan」など各誌でも活躍中。ちなみに「トルコトラベルブック」(東京地図出版)は、cotogoto店長・涌井との共著本。

HP:http://bisaijimasumi.com/

美才治真澄 プロフィール

ご利用ガイド