【芒種】みょうがとヤングコーンの鶏巻き天 | 二十四節気の食べごろレシピ | cotogoto コトゴト
素材・かたち別、お弁当箱揃ってます!
シェアする:
シェアする:

管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ 2020 芒種

管理栄養士・美才治真澄さんに教わる、二十四節気の食べごろレシピ


二十四節気 芒種 イメージ

2020年6月公開

二十四節気は「芒種(ぼうしゅ)」を迎えました。
「芒」とは、イネ科の植物の穂先がある植物こと。
つまり、芒種は稲や麦などの種を蒔く頃、という意味です。
また、西の方から徐々に梅雨がやってくる時季でもあります。
お家で過ごす時間はまだしばらくはたっぷりありそうです。
今のうちに夏への準備をしたり、新しい趣味に没頭したり、有意義に過ごしたいですね。


>> 二十四節気「芒種」について詳しくはこちら

芒種の献立

みょうがとヤングコーンの
鶏巻き天

調理時間:25分
366kcal(1人分)

旬のみょうがとヤングコーンを使った
「みょうがとヤングコーンの鶏巻き天」は、
青じそをプラスすることで揚げ物なのにさっぱり、
爽やかな風味が広がる一品に。
天つゆはめんつゆの素をベースにすだちを加え、
こちらも柑橘系のさっぱりとした風味に仕上げています。
みょうがやヤングコーンの歯応えもよく、
ほどよい焦げで風味よく仕上がります。
おつまみにもぴったりなので、
父の日にお父さんにつくってあげるのもいいかもしれません。

みょうがとヤングコーンの鶏巻き天
材料:約2人分

鶏ささみ…4枚
みょうが…2本
ヤングコーン…8本
青じそ…8枚
揚げ油…適量

(衣)
薄力粉…大さじ6
氷水…90ml
マヨネーズ…小さじ1と1/2

(天つゆ)
すだち…2個
めんつゆの素…大さじ1
水…大さじ3
片栗粉…小さじ1/2

つくりかた
  • 1.

    レシピ つくりかた

    天つゆをつくります。小鍋にすだち果汁、めんつゆの素、水、片栗粉を入れてよく混ぜて弱火にかけます。とろみがついたら火から下ろしましょう。

    【ポイント】
    すだちは果汁を絞ったあと、実もそのまま火にかけることで天つゆにすだちの風味がよく移ります。

  • 2.

    レシピ つくりかた

    ささみは筋を除いて観音開きにします。ささみの厚さを均一にするため、まな板に並べてラップをかけ、手のひら全体でささみを押して広げます。厚みが均一になったら、ラップをはずして縦半分に切ります。

  • 3.

    レシピ つくりかた

    みょうがは縦に4等分、ヤングコーンは縦半分に切ります。青じそは切らずに使います。

  • 4.

    レシピ つくりかた

    2に青じそ1枚、みょうが1/4本分、縦半分に切ったヤングコーン1本分をのせ、隙間ができないように巻きます。

    【ポイント】
    鶏肉からみょうがやヤングコーンが大きくはみ出しますが、はみ出た部分がほどよく焦げてカリッと揚がり、歯応えよく仕上がるのでみょうがやヤングコーンの長さの調節は不要です。

  • 5.

    レシピ つくりかた

    ボウルに薄力粉を入れ、氷水、マヨネーズを加えて菜箸で切るようにさっくり混ぜます。

    【ポイント】
    衣にマヨネーズを加えることで衣の中の水分が蒸発しやすくなり、サクッとした仕上がりになります。混ぜすぎるとグルテンが発生し粘り気が出てしまうので、軽く混ぜる程度に留めましょう。

  • 6.

    レシピ つくりかた

    4に5の衣をつけ、180℃に熱した揚げ油で写真のような焦げがつくまで3~4分ほど揚げたら完成です。

    【ポイント】
    衣を落として鍋の途中まで沈み、すぐに浮き上がってくれば、揚げ油は180℃くらいです。

栄養のまめ知識

*梅雨は肌寒い日もあれば、日差しが強く、暑い日もあり、朝晩や日々の気温差で体調を崩しやすい時期です。春から夏にかけて暑さに対する体の準備が間に合っていないと「隠れ脱水」を起こしやすく、体が脱水状態になることで便も固くなり、便秘になりやすくなります。
今回の主食材である「みょうが」と「ヤングコーン」には、これらの症状を改善する「食物繊維」が豊富に含まれています。
もちろん、食物繊維だけではなくこまめに水分を取ることも大切です。

*「みょうが」は花穂が引き締まり、先端の色が鮮やかなものを選びましょう。

*「ヤングコーン」はとうもろこしが大きくなる前に収穫した幼果。1年を通して缶詰やパックで店頭に並びますが、5~7月は皮つきのフレッシュなヤングコーンが手に入るチャンスです。皮つきのものは皮が乾燥、変色していないものを、皮をむいた状態のものは表面に傷や乾燥がなく、張りがあり、切り口がきれいなものを選びましょう。

*「鶏ささみ」はきれいなピンク色をしていて、表面に張りのあるものが新鮮です。

美才治 真澄(びさいじ ますみ)
管理栄養士 / フードコーディネーター

香川栄養専門学校(女子栄養大学短期大学部)卒業後、管理栄養士・荒牧麻子氏に師事。のちブラジル・バイーアへ料理留学。帰国後ヴィーガンカフェ “Cafe Eight”のフードディレクターとしてケータリング・商品開発の企画運営に携わる。 現在はフリーランスとして、企業、メディアに向けたメニュー提案及び調理&スタイリング、栄養相談、料理教室、オーダーメイドケータリングなどを中心に活動中。女子栄養大学生涯学習講師。
著書に「満たされスープ」(世界文化社)、「かわいい!カラフルお弁当」(女子栄養大学出版部)。監修を手がけたものに「ギャル曽根流 大食いHAPPYダイエット」「世田谷農家に教えてもらう本当においしい野菜の食べ方」(ともにマガジンハウス)ほか。「ELLE a table」「VOGUE」「anan」「Hanako」「Tarzan」など各誌でも活躍中。ちなみに「トルコトラベルブック」(東京地図出版)は、cotogoto店長・涌井との共著本。

HP:http://bisaijimasumi.com/

美才治真澄 プロフィール

シェアする: