出汁のとり方 いりこ
魚そのものの力強い風味が魅力の、いりこ(煮干し)の出汁。
特に味噌と相性が良いので、味噌汁におすすめです。
いりこの下処理が面倒なイメージがあるかもしれませんが、時間のあるときにまとめて処理して冷蔵庫で保存しておけば、あとは出汁をとるだけで簡単です。
いりこ(煮干し)出汁のとり方
材料
水:2カップ(400ml)
いりこ:6〜8g
(7cmの大きさのいりこで、約10〜14匹)
※いりこは頭と内臓を取り除く前の重さ
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1
いりこの下処理をします。頭をつまんで取り、腹を爪で開いてください。中に黒い内臓が見えるので、取り除きます。
point
えぐみのない美味しいいりこ出汁をつくるには、この下処理が重要です。身を割ることで、うま味が出やすくなるという効果も。
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2
頭と内臓を取り除きました。
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3
分量の水を入れた鍋にいりこを入れます。5分ほど置き、ふやかします。
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4
火にかけます。沸騰してから、7〜8分ほど弱火で煮ます。
point
煮すぎると、えぐみが出てしまう原因に。またアクが出るようであれば、すくい取ってください。
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5
布巾や晒、厚手のクッキングペーパーなどを敷いたザルで、ゆっくりと静かに漉します。
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6
そのまま1〜2分おいておきます。
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7
ザルを持ち上げたら、いりこ出汁の完成です。
保存について
冷蔵庫なら3日、冷凍庫で1〜2週間程度。
製氷機で氷のように凍らせておいても便利です。
出汁をとった後のいりこの活用法
佃煮やふりかけに。
頭と内臓を取り除いているので、えぐみが少なく、食べやすいです。
適した主な料理
動物性の出汁なので、大豆製品や野菜、海草、きのこなど植物性の食材と相性抜群。昆布出汁と組み合わせて使っても美味しいです。
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味噌汁
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うどんつゆ
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野菜の煮物
おすすめのいりこ
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香川県産の上質な銀付いりこ加工した「パリパリ焙煎いりこ」はおやつにも。忙しい日には、出汁パックやつゆもおすすめです。