素材別 野菜 もやし
いつでも安くて、家計に優しい野菜の代表格。
緑豆や大豆など、マメ科の種子を人工的に発芽させたものです。
最も多く流通しているのは写真の「緑豆もやし」ですが、
栄養の観点で見ると豆がついた状態の
「大豆もやし」の方が優れています。
旬
人工栽培のため旬はありません。
栄養
整腸作用や便秘改善が期待できる食物繊維が多く含まれます。
また利尿作用やむくみの改善に役立つカリウムも豊富。
いずれも大豆もやしの方が多く含みます。
茹でると栄養が流れ出てしまうので、炒める料理がおすすめです。
選び方
茎が太く、白くて透明感のあるものを選びます。
ひげ根が茶色くなっているものは
鮮度が落ちているので避けましょう。
豆知識
飲食店などでは見た目や食感をよくするためにひげ根を取って調理することがあります。ひげ根を取ることで栄養が失われますから、家庭ではなるべく取り除かない方がいいでしょう。
保存方法
常温:×
冷蔵:○
冷凍:○
傷みやすいため、早めに使い切りましょう。
冷蔵庫の中でもチルド室での保存がおすすめです。
未開封なら袋のまま冷凍保存も可能。
豆知識
もやしを水に浸けておくことで長持ちさせるという保存方法がありますが、栄養が水に流出してしまうので、おすすめできません。