ブリ | 【素材別】魚介 | cotogoto コトゴト
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家事の基本 下ごしらえ・保存の基本 素材別 魚介 ブリ

素材別 魚介 ブリ

青魚の一種であり、大型の回遊魚のブリ。
成長段階ごとに異なる名前を持つ出世魚で、
関東では「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」、
関西では「ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ」と呼ばれています。
(成長に関わらず、養殖ものをハマチと呼ぶこともあります)

「寒ブリ」とも呼ばれる冬のブリが最も脂がのっています。

豆知識

ブリを漢字で書くと鰤。これは師走のころ最も美味しくなるからともいわれています。

栄養

DHA(ドコサヘキサエン酸)や
EPA(エイコサペンタエン酸)といった
「不飽和脂肪酸」がたっぷり。
不飽和脂肪酸は、血液をサラサラにする効果のある良質な脂です。
コレステロールや中性脂肪を下げたり、
脳の働きを活性化することで認知症の予防にも。
細胞の傷んだところを修復する力もあり、
アトピーや乾燥肌の改善にも効果的です。
不飽和脂肪酸は酸化しやすいため、
抗酸化作用のある緑黄色野菜と組み合わせましょう。

このほか、ビタミンB6やB12、鉄が多いことから、
貧血予防にも効果が期待できます。
カルシウムの吸収に不可欠なビタミンDも多く含まれ、
免疫力アップにも役立ちます。

選び方

皮に光沢があり、身は固くて透明感があるものが新鮮です。
血合いの色が鮮やかな赤色のものを選びましょう。
血合いが褐色になっていたり、
パックにドリップ(液体)が溜まっているものは
古くなっているので避けましょう。

主な切り方・下ごしらえ

保存方法

常温:×
冷蔵:○
冷凍:○

切り身は水分を拭き取って、
ラップで覆って空気に触れないようにして冷蔵庫で保存します。
冷凍の場合も同様に乾燥しないよう注意しましょう。

監修

女子栄養大学生涯学習講師
弥冨 秀江(いやどみ ひでえ)先生

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