家事の基本 下ごしらえ・保存の基本 素材別 魚介 サワラ

素材別 魚介 サワラ

癖のないさっぱりとした味と、
きめ細かくやわらかな肉質が美味しいサワラ。
身の色が淡いので白身魚と思われがちですが、
カツオなどと同じ回遊魚であり、
肉質の成分からも赤身魚と考えられています。
さらに赤身魚のなかでも、背が青い青魚で、
血液をサラサラにする効果のある不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

漢字で「鰆」と書きますが、実は春だけでなく冬も旬です。

栄養

サワラはビタミンB2、B6、B12が豊富。
ビタミンB2は肌や髪、粘膜を健康に保ちます。
ビタミンB6、B12は造血ビタミンとも呼ばれ、
貧血対策に欠かせない栄養素です。

またサワラなどの青魚には、
DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった
不飽和脂肪酸が多く含まれます。
不飽和脂肪酸は脂質の一種ですが、
血液をサラサラにする効果もある良質な脂です。
コレステロールや中性脂肪を下げたり、
脳の働きを活性化することで認知症の予防にも。
細胞の傷んだところを修復する力もあり、
アトピーや乾燥肌の改善にも効果的です。
冬のサワラは、春に比べて脂がのっているため、
DHAやEPAの含有量も多いのが特徴です。

不飽和脂肪酸は酸化しやすいため、新鮮なうちに生で食べるのが一番。
生以外で食べる場合には、抗酸化作用のある緑黄色野菜と
組み合わせて食べることで、酸化を防げます。

そのほか、血圧を下げたり、
むくみの解消が期待できるカリウムも含まれます。

選び方

サワラは大きな魚なので、一般には切り身で販売されています。
鮮度が落ちると身が崩れてくるので、
しっかりと身が締まっているもの、
皮の斑点が鮮やかなものを選びましょう。

保存方法

常温:×
冷蔵:○
冷凍:○

切り身は水分を拭き取ってキッチンペーパーで包み、
ラップで覆って空気に触れないようにして冷蔵庫で保存します。
傷みやすいのでなるべく早くいただきましょう。
味噌や醤油に漬けると、日持ちし、美味しく保存できます。
冷凍も可能ですが、鮮度は落ちるため、解凍後は火を通して食べましょう。



※参考文献:「農林水産省

監修

女子栄養大学生涯学習講師
弥冨 秀江(いやどみ ひでえ)先生

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