シジミ | 【素材別】魚介 | cotogoto コトゴト
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家事の基本 下ごしらえ・保存の基本 素材別 魚介 シジミ

素材別 魚介 シジミ

小さな身に、旨味と栄養がぎゅっと詰まったシジミ。
出汁を活かした味噌汁は、
旨味も栄養も余すことなく摂ることができます。
さらに、シジミは「生きた肝臓薬」ともいわれるほど
タウリンとオルニチンという肝臓にいい栄養素が豊富。
疲労回復にも役立ちます。

1~2月頃と、7~8月頃の2回旬があるといわれています。

栄養

アミノ酸の一種であるタウリンやオルニチンが非常に豊富。
タウリンは、コレステロール値を下げ、
肝臓の解毒作用を強化するといわれています。
またオルニチンも肝臓の働きを助け、
疲労を回復する効果もあります。

タウリンとオルニチンのダブルの効果で肝臓に効くことから、
お酒をよく飲む人にはもちろん、慢性疲労にも効果的なので、
お酒を飲まない人にもぜひ積極的に摂っていただきたい食材です。

そのほか、亜鉛や鉄などのミネラルや
ビタミンB12などが豊富に含まれているため貧血予防に効果的。
カルシウムも多く含まれています。

身が小さく、殻から外して食べるのは少し面倒ですが、
汁だけでなく身も食べたほうが栄養が摂取できるのでおすすめです。

選び方

殻の表面にぬめりがあるもの、管から勢いよく潮を吹き、
くさくないものが新鮮です。
パック売りで購入する場合は、
口が開いたままのものは避けましょう。
またパックを揺すってみて、殻の間から管を出しているあさりが
すばやく管を引っ込め、殻を閉じるものは鮮度がよいです。

主な切り方・下ごしらえ

保存方法

常温:×
冷蔵:○
冷凍:○

買ってきたらまず砂抜きを。
乾燥しないように保存袋などに入れて冷蔵庫で保存し、
なるべく早くいただきましょう。
冷凍の場合は、袋に入れて平らにして保存します。
殻ごと調理することが多いので、保存前に殻をしっかり洗って、
表面の雑菌を落としておくよう心がけましょう。

監修

女子栄養大学生涯学習講師
弥冨 秀江(いやどみ ひでえ)先生

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