家事の基本 下ごしらえ・保存の基本 素材別 野菜 トマト

素材別 野菜 トマト

生でも煮ても焼いても美味しい、トマト。
ミニトマトはお弁当の彩りとしても欠かせません。
バランスのいい甘味と酸味に、
うま味成分の一種であるグルタミン酸も豊富。
肉や魚と一緒に調理すると、相乗効果でうま味が増します。
抗酸化作用が非常に強いリコピンが含まれるので、
がんや老化予防に効果が期待できます。

ハウス栽培が盛んなので通年出回っていますが、
旬は初夏から秋にかけて。
夏野菜のイメージがありますが、実は出荷量は5月が一番。
さらに、もともと南米の高地発祥のトマトは、
日本の高温多湿な夏より、
からりとした初夏の方が甘くなるといわれています。

栄養

トマトの栄養で最も注目すべきなのが、リコピン。
トマトの赤色の素であり、抗酸化作用が非常に強く、
がんや老化の予防に効果が期待できます。

そのほか粘膜や皮膚を健康に保つ働きのあるβ-カロテンも豊富。
ビタミンCもたっぷり含まれており、
とくにミニトマトの方が豊富です。
トマトの酸味はクエン酸なので、疲労回復にも効果的です。

栄養面を考えると、量をたくさん食べられる加熱調理がおすすめ。
とくにリコピンは脂溶性なので、
油で調理することで吸収率がアップします。
アーモンドやごまなど、ビタミンEと一緒にとると、
リコピンの栄養効果がさらに増します。

豆知識

抗酸化力の強さで注目されているリコピン。積極的に摂取したいという方には、トマトジュースなどの加工品を食事に取り入れるのもおすすめ。生のトマトに比べて圧倒的に効率よく大量のリコピンを摂取できます。

選び方

全体に丸みがあり、持つと重いもの。
表面にハリとツヤがあり、均一に色づき、
ヘタが乾燥していないものを選びましょう。
真っ赤に熟しているものの方が、リコピンが豊富です。

主な切り方・下ごしらえ

保存方法

常温:○
冷蔵:○
冷凍:○

青い部分が残っているものは、
夏場以外は常温にて保存して真っ赤になるまで追熟させます。
完熟したら、冷蔵庫の野菜室でラップなどに包んで保存します。
おすすめは早めに冷凍してしまうこと。
ヘタだけ取ってまるごとラップで包むか、
使いやすい角切りにして保存袋に入れて冷凍庫へ。
そのままスープや煮込み料理に入れて使うことができるので便利です。
またたくさん手に入ったときには、
水煮やトマトソースにして冷凍保存しても。

豆知識

常温や冷蔵で保存する際に、ヘタを下向きにしておくと、トマトが傷みにくい状態を保てます。

監修

女子栄養大学生涯学習講師
弥冨 秀江(いやどみ ひでえ)先生

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