ほうれんそう | 【素材別】野菜 | cotogoto コトゴト
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家事の基本 下ごしらえ・保存の基本 素材別 野菜 ほうれんそう

素材別 野菜 ほうれんそう

おひたしやソテーなど料理の和洋問わずに活躍するほうれんそう。
濃い緑の葉にはさまざまな栄養素が豊富に含まれているので、
「総合栄養野菜」とも呼ばれるほど。
アクが強いので、アク抜きをすることで美味しくいただけます。
近年はアクが少なく生食に適した「サラダほうれんそう」や、
冬の寒さによって甘みや旨味が強くなった
「ちぢみほうれんそう」なども出回っています。

年中出回っていますが、旬は冬。
冬のほうれんそうは味が濃く、甘みがあり、
夏のものよりビタミンCが3倍も多く含まれています。

栄養

ほうれんそうは、野菜の中でも鉄の含有量がトップレベル。
貧血の予防や改善が期待できます。

そのほか体内でビタミンAに変化するβ-カロテンが豊富。
抗酸化作用が強く、がん予防に役立ちます。
免疫力を高めるビタミンCや、
新陳代謝を促し、細胞を若く保つビタミンEも含まれます。

選び方

肉厚で葉先がピンとしていて、
緑色が鮮やかなものを選びましょう。
根本や茎が瑞々しく、根元の赤みが強いものが新鮮です。

主な切り方・下ごしらえ

豆知識

ほうれんそうのアクの主成分はシュウ酸。歯がキシキシするようなえぐみの正体です。大量に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性も。茹でて水にさらすことでアクを抜きます。アク抜きの過程でビタミンCなどの水溶性の栄養素が減ってしまいますが、一番大事なのは美味しく食べること。しっかりアクを抜くことで、たくさん量を食べましょう。

保存方法

常温:×
冷蔵:○
冷凍:○

新聞紙で全体を包み、葉先を立てて野菜室で保存します。
乾燥を嫌うので、濡らしたペーパーで根本を包めばさらに長持ち。
冷凍する場合は、かために茹でて食べやすい大きさに切ってから。

監修

女子栄養大学生涯学習講師
弥冨 秀江(いやどみ ひでえ)先生

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