ピーマン・パプリカ | 【素材別】野菜 | cotogoto コトゴト
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家事の基本 下ごしらえ・保存の基本 素材別 野菜 ピーマン・パプリカ

素材別 野菜 ピーマン・パプリカ

独特の苦みが癖になる美味しさであり、
苦手に感じる子どもも多いピーマン。
そして似たような見た目ながら、
甘みがありサラダなど生でも食べやすいパプリカ。
どちらもナス科トウガラシ属の植物で、辛みのないトウガラシの一種。
実の厚みや味で名前が異なり、緑色のピーマンは成熟前に収穫したもの。
完熟してから収穫した黄色やオレンジ、赤色のものは
カラーピーマンと呼ばれます。
なかでも、大型のベル型で果肉の厚いものがパプリカです。

ハウス栽培が盛んなので通年通して出回っていますが、
春から夏にかけて旬を迎えます。

栄養

美容と健康に欠かせないビタミンCの含有量が野菜の中でもトップクラス。
とくに緑色のピーマンよりパプリカやカラーピーマンの方が
ビタミンCを豊富に含みます。
そのほか細胞を修復し、老化防止に役立つビタミンEや、
皮膚や粘膜を健康に保つβ-カロテンも多いですが、
こちらもパプリカやカラーピーマンの方が豊富。
一方、食物繊維は緑色のピーマンの方が多く含みます。

ビタミンCは水溶性、
ビタミンEは油と一緒に調理すると吸収されやすい脂溶性のビタミンです。
そのため、油を使った炒め物にすると、効率よく栄養を摂取できます。

選び方

色が濃く、表面にハリとツヤがあるものを選びましょう。
ヘタの切り口が瑞々しいものが新鮮です。
皮にシワが寄っているものは避けます。

主な切り方・下ごしらえ

保存方法

常温:×
冷蔵:○
冷凍:○

水気に弱いので、表面の水分を拭き取り、
保存袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
使いやすい大きさに切って、冷凍も可能。
生でも冷凍できますが、茹でたり炒めたりしてからの方が長持ちします。

監修

女子栄養大学生涯学習講師
弥冨 秀江(いやどみ ひでえ)先生

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