家事の基本 下ごしらえ・保存の基本 素材別 野菜 たまねぎ

素材別 野菜 たまねぎ

家庭料理に欠かせない野菜の一つ、たまねぎ。
火を通せばとろりと甘く、肉や魚との相性も抜群です。
いくつか種類がありますが、日本で最も一般的なのは
皮が明るい茶色の「黄たまねぎ」。
辛みが強いのが特徴です。
黄たまねぎのなかでも、早採りされた「新たまねぎ」は、
瑞々しい甘みがあり、生でも食べやすく、サラダにもぴったりです。

春に早採りしすぐに出荷される新たまねぎと、
成長後に収穫し、しっかり乾燥させて秋に出回る一般的なたまねぎ、
2回の旬があるといわれています。

栄養

たまねぎの辛味成分は、硫化アリル。
血液をサラサラにする効果があります。
また、疲労回復に必要なビタミンB1の吸収を進め、消化を助けます。
ビタミンB1は豚肉に多く含まれるので、
一緒に調理すると疲労回復に役立つメニューに。

また、たまねぎの茶色い皮には強い抗酸化力があり、
コルステロールを下げたり、生活習慣病に役立つ効果が期待される
ケルセチンが含まれています。
皮を食することは難しいですが、
皮を剥いた白い食用の部分を丸のまま1週間程度日光にさらすと、
白い部分にもケルセチンを大幅に増やすことができます。

硫化アリルやケルセチンは、水に溶けやすい性質のため、
水にさらしすぎると栄養素が失われてしまうので注意しましょう。

豆知識

硫化アリルは、たまねぎやねぎ、にんにく、にらなどネギ科の植物に含まれるにおい成分です。さまざまな種類があり、代表的なものがにんにくに含まれるアリシンです。

選び方

皮にツヤがあり、傷がないものを選びます。
表面がへこんだりせず、かたくしまっているか確認を。
芽が出たり根が長く伸びたりしているものは避けましょう。

主な切り方・下ごしらえ

保存方法

常温:○
冷蔵:△
冷凍:○

湿気が苦手なので冷蔵庫より、
涼しく風通しのいい常温での保存がおすすめ。
ネットなどに入れて吊るしての保存が理想です。
夏場は傷みやすいので、
新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。
また一度包丁を入れたものは、ラップをして冷蔵庫へ。
冷凍はくし型切りやみじん切りなど使いやすい大きさに切ってから、
保存袋などに入れて保存しましょう。

監修

女子栄養大学生涯学習講師
弥冨 秀江(いやどみ ひでえ)先生

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